ジョージ朝倉の同名少女漫画を小松菜奈×菅田将暉のW主演で実写映画化した『溺れるナイフ』が11月5日より全国公開される。この度、本作を象徴する夏芽とコウの美しすぎる海中ラブシーン映像が解禁となった。
『おとぎ話みたい』『5つ数えれば君の夢』など独自の美学溢れる青春映画で注目を集める新鋭監督・山戸結希がメガホンを取る本作。「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、再生を描き出す青春ラブストーリー。強烈なオーラを放つ地元の少年コウの魅力にのめり込んでいく美少女モデル・夏芽役に小松菜奈、夏芽の美しさに同類の力を感じ、付き合い始めるコウを菅田将暉が演じる。また、孤独な夏芽を救う同級生・大友役に重岡大毅(ジャニーズWEST)、コウに急接近する幼馴染・カナ役に上白石萌音、さらに志磨遼平(ドレスコーズ)が主題歌も担当し、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチスらが脇を固める。
解禁された映像は、ある悲劇から心を閉ざしてしまった小松演じる夏芽が、抑えていた恋しさに突き動かされ、荒れ狂っていた菅田扮するコウに想いをぶつけるシーンの一部。夏芽がコウの首に回していた手を放すと、コウは海に沈んでいく。そんなコウを助け出そうとする夏芽。生きようとする夏芽に対し、死を恐れず、むしろ死を受け入れようとするかのようなコウ。対照的な2人の姿が繊細なピアノの旋律にあわせて映し出されている。
小松と菅田は、撮影前にプールで練習を行ったというが、撮影当日の日は台風直前の荒れた海だったよう。沈まない体質の小松は制服を着た上に重しをつけて挑み、「本気で死ぬかと思った」というほど過酷な撮影に挑んだ。
映画『溺れるナイフ』は11月5日よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国公開
【CREDIT】
原作:ジョージ朝倉「溺れるナイフ」(講談社「別冊フレンド」刊)
監督:山戸結希(『あの娘が海辺で踊ってる』、『おとぎ話みたい』)
出演:小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコーズ)、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチス
配給:ギャガ 公式サイト:http://gaga.ne.jp/oboreruknife/
©ジョージ朝倉/講談社 ©2016「溺れるナイフ」製作委員会