トム・ハンクス自ら映画化を熱望、エリート人生から転落した中年男演じる『王様のためのホログラム』予告

『ハドソン川の奇跡』『インフェルノ』など主演作公開が続いているトム・ハンクス自らが映画化を熱望したハート フル・ストーリー『A Hologram for the King（原題）』が『王様のためのホログラム』の邦題で2月10日より全国公開される。

タイム誌ベストブック、ピューリッツァー賞候補になった作家デイヴ・エガーズの全米図書賞にノミネートされた原作を、『クラウド アトラス』『パフューム ある人殺しの物語』で知られる鬼才トム・ティクヴァが映画化した本作。ある出来事から家も家族もなくし、エリート人生から転落した中年男性・アランが、サウジアラビアの地で人生の一発逆転に挑むハート フル・ストーリー。主演をトム・ハンクスが務め、共演にサリタ・チョウドリー、アレクサンダー・ブラック、ベン・ウィショー、トム・スケリットが名を連ねる。

予告編では、地球の裏側、だだっ広い砂漠の地で待てど暮らせどいつ現れるか分からない王様に、最先端の映像装置「3Dホログラム」をプレゼンするアランの姿が捉えられている。「上手くいかなければもう後がない」プレッシャーと、慣れない食事や異なる宗教、次から次へと襲いかかる異文化の嵐に戸惑いながらも、新たな人生を歩き始めるさまがユーモアを交えて描き出されている。

映画『王様のためのホログラム』は2月10日よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開