カルト的人気を誇るSF戦争映画『スターシップ・トゥルーパーズ』リブート化が決定!

鬼才ポール・バーホーベン監督による人類と昆虫型宇宙生物アラクニド・バグズの全面戦争を描いたSF映画『スターシップ・トゥルーパーズ』のリブート版製作に、コロンビアピクチャーズが乗り出したとハリウッドレポーター誌が報じた。

スターシップ・トゥルーパーズ
『スターシップ・トゥルーパーズ』 (1997)

1997年に公開された『スターシップ・トゥルーパーズ』はカルト的人気を誇るSF戦争映画で、ロバート・A・ハインラインの同盟小説を原作。民主主義崩壊後の軍部中心の世界を舞台に、地球連邦軍に所属した主人公ジョニー・リコが次第にバグズとの全面戦争に巻き込まれていくというストーリー。バーホーベン監督いわく、レニ・リーフェンシュタルトが監督したナチス・ドイツのプロパガンダ映画『意志の勝利』のファシズムや軍国主義を風刺したパロディ作品である。

ザック・エフロン、ドウェイン・ジョンソン出演の映画『ベイウォッチ』(2017年公開)のマーク・スウィフトとダミアン・シャノンのコンビが、オリジナルのリメイク版としてではなく、ハインライン原作「宇宙の戦士」に立ち戻って脚本を執筆するといわれている。『ワイルド・スピード』シリーズのニール・H・モリッツ、リメイク版『トータル・リコール』のトビー・ジャッフェがプロデューサーを務める。

カルト的人気を誇る作品であったため2000年代にはシリーズ化されていたが、スタジオは再びフランチャイズ化を視野に入れているという。1997年のオリジナル版のキャストやスタッフは関与しないとのことだ。

参考:http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/starship-troopers-reboot-works-943882

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で