園子温『アンチポルノ』ポスター解禁、実力派女優・筒井真理子が初の本格ヌード披露

日活ロマンポルノリブートプロジェクト第4弾、鬼才・園子温が28年ぶりに復活するロマンポルノに挑んだ最新作『ANTIPORNO』が2017年1月28日より全国順次公開される。この度、主演の冨手麻妙が物憂げに横たわるエロティックなポスタービジュアルが解禁。あわせて、実力派女優・筒井真理子が初の本格ヌードを披露していることがわかった。

ANTIPORNO

本作は、今年2016年で製作開始から45周年を迎える成人映画レーベル「日活ロマンポルノリブートプロジェクト」第4弾にあたる作品。「10分に1回の濡れ場」をルールに、『地獄でなぜ悪い』『ヒミズ』で知られる園子温が、自身のオリジナル脚本で挑むロマンポルノにして「アンチポルノ」。主演を、2015年に公開された園作品のほぼ全てに出演し、本作が長編映画単独初主演の女優・冨手麻妙が務める。

ANTIPORNO

新たに出演が発表されたのは、2016年のカンヌ国際映画祭「ある視点部門」で審査員賞を受賞した『渕に立つ』に出演している筒井真理子。冨手扮するヒロイン・京子のサディスティックな振る舞いを受け止めるマネージャー・典子を演じ、カメレオン女優と評される幅の広い演技力で作品に堂々たる存在感を残し、物語中盤の<ある仕掛け>に最大限の効果をもたらす。

ANTIPORNO
ANTIPORNO

筒井は、冨手と同じく本作で初めて本格ヌードを披露しており、美しく過激な問題作で本物の女優魂を魅せている。解禁されたビジュアルは、劇中にも登場する絵画(画家・篠原愛による)が使用され、物憂げに横たわる少女が夢みる虚構の世界を表現したもの。

さらに本作は、12月8日から開催される第1回マカオ国際映画祭へ招待され、冨手麻妙が映画祭へ参加することが決定。今を表現するアジア映画が対象となるガラ部門「Hidden Dragons」に出品される。

映画ANTIPORNOは2017年1月28日より新宿武蔵野館ほか順次公開

【CREDIT】
監督・脚本:園子温
出演:冨手麻妙、筒井真理子、不二子、小谷早弥花、吉牟田眞奈、麻美、下村愛、福田愛美、貴山侑哉

©2016 日活

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