葉月抹茶の同名ベストセラーコミックを、川口春奈×山﨑賢人のW主演で実写映画化した『一週間フレンズ。』が2017年2月18日より全国公開される。この度、本作の主題歌が、スキマスイッチが代表曲をリアレンジした「奏(かなで)」に決定した。
原作は、月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)で2011年から昨年春まで連載された葉月抹茶のベストセラーコミック。月曜日になると友達の記憶を失くしてしまう女子高生・藤宮香織と、そんな彼女をひたむきに想い続ける心優しい同級生・長谷祐樹の2人が織りなす、ピュアで切ない青春ラブストーリー。女子高生・藤宮を川口春奈が、同級生・長谷を山﨑賢人がそれぞれ演じる。
共演には、山﨑扮する祐樹の親友・桐生将吾役で単独スクリーンデビューを飾るアイドルグループ「超特急」7号車・タカシこと松尾太陽をはじめ、川口演じる香織の過去を知る転入生・九条一役を上杉柊平、祐樹の幼なじみ・山岸沙希役を高橋春織が演じるほか、古畑星夏、「TEAM NACS」の戸次重幸、国生さゆり、甲本雅裕、伊藤沙莉、岡田圭右(ますだおかだ)、岩瀬亮が脇を固める。
実写映画化にあたり、「何度忘れられても、君が好き」と、記憶障害を持つ香織を想い続ける祐樹の一途な想いやその切ないストーリー展開と、本楽曲との高い親和性から、「主題歌には、やはりこの曲しかない!」という製作サイドの熱いラブコールに応え、スキマスイッチが本作のために「奏(かなで)」をリアレンジ。映画のイメージをふまえて、2004年に「奏(かなで)」オリジナルバージョンをレコーディングした当時の大橋卓弥の歌声と、2016年新たにアレンジ・レコーディングされた楽器演奏をセルフ・コラボレーションさせたスペシャル・バージョンが誕生した。
今回の主題歌決定にあたり、主演の川口は「大好き過ぎる、一言一句間違えずに歌えるこの曲が自分の作品の主題歌になるなんて夢にも思ってなかったです。ちょっぴり切ない、儚い感じやその中にもどこか温かさがあるこの作品にピッタリだなと思い、本当に本当に嬉しいです」と喜び。
山﨑も「本当に嬉しかったです。改めて曲を聴き返すと僕が演じている長谷祐樹の気持ちと歌詞がリンクして、胸が熱くなりました。エンドロールの最後まで、映画の世界観そのままの、やさしくあたたかい雰囲気が劇場を包んでくれると思うと僕も今から楽しみです」と映画とのコラボレーションに期待を寄せた。
また、解禁にあたりスキマスイッチ自らが、本作のロケ地となった東京都日野・都立南平高校を訪問し、アーティスト写真を撮り下ろし。本作の重要なシーンの撮影が行われた同じ場所に、スキマスイッチが降り立つ形となった。
川口春奈 コメント
「奏(かなで)」がもしかしたら主題歌に起用できるかも。とプロデューサーさんから聞いたときに震えました。大好き過ぎる、一言一句間違えずに歌えるこの曲が自分の作品の主題歌になるなんて夢にも思ってなかったです。言わずと知れた名曲ですが…歌のパワーは大きいです。この『一週間フレンズ。』という作品を最後の最後に「奏(かなで)」がより際立たせてくれているんじゃないかなと思います。ちょっぴり切ない、儚い感じやその中にもどこか温かさがあるこの作品にピッタリだなと思い、本当に本当に嬉しいです。
今回はスキマスイッチさんに『一週間フレンズ。』用に改めてレコーディングして頂き、『一週間フレンズ。』だけの特別な「奏(かなで)」です。綺麗な映像と綺麗な音色がたくさんの人に届いてほしいです!
山﨑賢人 コメント
「奏(かなで)」はもともとすごく好きな曲でした。その曲が主題歌になると聞いた時は本当に嬉しかったです。改めて曲を聴き返すと僕が演じている長谷祐樹の気持ちと歌詞がリンクして、胸が熱くなりました。さらに『一週間フレンズ。』ver を作ってくださっていたことを映画を見て知って、とても光栄でした。素敵な楽曲をありがとうございます。
エンドロールの最後まで、映画の世界観そのままの、やさしくあたたかい雰囲気が劇場を包んでくれると思うと僕も今から楽しみです。
映画『一週間フレンズ。』監督:村上正典 コメント
僕にとって「奏(かなで)」は、いくつかの思い出と共にある大切な楽曲です。きっと多くの方にとっても思い出の情景が自然と浮かび上がる、そんな曲だと思います。今回、映画用の特別バージョンという我儘に応えて頂き更に感慨深い曲となりました。実は台本を読んだ時からラストは「奏(かなで)」でイメージしていました。一週間で記憶がリセットされてしまう香織と、彼女に寄り添い懸命に思い出を重ねる祐樹の姿が歌詞の世界と重なって、映画を通じてまた新たなストーリーとして残ってくれればと思います。
映画『一週間フレンズ。』プロデューサー コメント
誰かを心の底から想うこと。それは喜びだけでなく、痛みも伴います。『一週間フレンズ。』はそうした、「大人になっていく季節」の光と影を描いた作品です。この物語にスキマスイッチさんの「奏(かなで)」が乗った瞬間に、『一週間フレンズ。』が一つの映画として完成した気がしました。歌詞の一つ一つが深い意味を持って、胸に迫ります。是非、劇場でこの唯一無二の名曲とともに、『一週間フレンズ。』の世界に浸って頂ければと思います。
スキマスイッチ 大橋卓弥、常田真太郎 コメント
13年前に制作した楽曲にこんなにも素敵な未来が待ってるとはいったい誰が予想したでしょうか。それくらい、今回のオファーには驚きましたし、本当に感謝しています。あの頃はまだ「スキマスイッチ」という楽曲をリリースした「奏(かなで)」というユニットとして紹介されるくらい、まだまだこれからの僕たちでした。そんな13年後の未来にいただいたオファーですが、この映画が持つ瑞々しさにマッチするであろうオリジナルバージョンと、今こうして活動させてもらってる現在進行形の僕たちとをなんとか曲の中で融合できないかという部分が、今作を作る上でのキーポイントでした。結果、13年前の自分たちとセルフ・コラボレーションという形での制作となり、自分たちにとって懐かしいような、でもやっぱり今までにない新しい『一週間フレンズ。』のための「奏(かなで)」が誕生したのです。今までたくさんの場面で僕たちを助けてくれた「奏(かなで)」ですが、願わくばこの楽曲が、映画を観て帰る皆様の背景にも流れていれば、こんなに嬉しいことはありません。
映画『一週間フレンズ。』は2017年2月18日より全国公開
【CREDIT】
監督:村上正典 脚本:泉澤陽子
原作:葉月抹茶「一週間フレンズ。」(ガンガンコミックスJOKER/スクウェア・エニックス刊)
主演:川口春奈・山﨑賢人
配給:松竹株式会社 公式サイト:http://ichifure.jp
©2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会