『ぼく明日』福士蒼汰×小松菜奈、ギンガムチェックの衣装は“偶然”？男性陣が理想の初デートプラン披露

2016年11月23日

映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』完成披露舞台挨拶が23日、都内・イイノホールにて行われ、W主演の福士蒼汰、小松菜奈に加え、東出昌大、山田裕貴、三木孝浩監督が登壇した。

七月隆文の同名小説を映画化した本作は、京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿と、大学まで向かう電車の中で一目惚れした“ある秘密”を抱える福寿愛美の恋模様を描くラブストーリー。主人公の高寿を福士蒼汰、ヒロインの愛美を小松菜奈がそれぞれ演じるほか、東出昌大、山田裕貴、清原果耶、大鷹明良、宮崎美子が共演する。監督・脚本は『ホットロード』『アオハライド』で知られる三木孝浩監督×吉田智子が務める。

客席の後ろ側から登場し、大歓声で迎えられたキャスト陣。福士は、小松との初共演に「デートシーンとか細かい演出はなく、『2人が楽しんでいる様子を撮りたい』っていう大きな演出のもとでした。アドリブのような感覚で楽しんでましたね」とにっこり。

この日、“偶然”にもギンガムチェックを取り入れた衣装で登場した2人に、山田や客席から「フゥー！」と声が。小松は「打ち合わせしてないです（笑）」と照れながら明かし、福士「たまたまだから『フゥー！』じゃないよ！」と照れ隠し。そんな2人に山田は「たまたまだがらドラマティックなんじゃない？」と沸かせていた。

『アオハライド』から引き続き、三木組に参加した東出は「三木監督の演出はまぁキラキラしてる。全編京都で撮っていて、『こんな学生生活、夢だな』って観ながらキュンキュンしていました」とコメント。今作で3回目のタッグを組む山田も「三木さんがおっしゃっていたんですが、『女の子は可愛く、男の子はカッコよく撮りたい』というのを、本当にやってくれる。２人（福士と小松）のナチュラルな感じが綺麗に出ていて、すごく雰囲気が良かったですね。素晴らしいところがいっぱい散りばめられています」と太鼓判を押した。

また、司会者から胸キュンポイントを聞かれた福士は「名前を呼び合うシーン。改めて名前を呼ぶって結構恥ずかしくて、自然にならフワッていけるんですが」と言及。小松も「名前を呼び合うって結構照れますよ！皆さんもやってみてください（笑）」と共感していた。続けて、「電話で初デートに誘う感じがすごく可愛いなって思いました。電話で（福士が）ホニャホニャしてるんですよ。そこがすごく可愛くて」と笑顔をのぞかせた。

イベントでは、全編京都で撮影されたデートシーンにちなみ、キャスト陣へ「付き合う前の初デートはどこに行きますか？」という質問が。山田は「僕は水族館がいいです。“深海”の水族館がいいです。そこではしゃいでくれるような、女の子だといいなという思いを込めての“深海”水族館がいいです。深海魚なんて皆ことないじゃないですか、それに対して『ワァ♡』ってなってくれる子がいい」と明かした。東出は「釣り」と明かし、「海釣りが好きなので、釣ったら『一緒に食べよっか』って台所に入るのも面白いかな」と大人なデートプランを披露した。

一方の福士は「映画しか思いつかない。映画なら2人でいて、近いけど目的は映画にあるので、『話さなきゃいけない』みたいなシチュエーションはないですよね。映画を観るっていう目的があって、2人でいる環境が作れるから、やっぱ最初のデートに一番適しているんじゃいかな」とコメント。さらに、どんな映画を観るか問われると、「相手が観たい映画にします。ラブストーリーもいいけど、アクションとかコメディみたいな観やすいものもいいですよね」と答えていた。

男性陣のデートプランを聞いた小松は、「付き合う前は公園フラフラするだけでいいです」と明かし、その後の展開として「映画がいいです。釣りは何時間も待たなきゃいけなくて、結構苦痛ですよ（笑）深海魚もちょっと…（笑）」と述懐。それに便乗して三木監督は、観客へ「今日観て、『すごい面白かったから行かない？』ってこの映画をデートのダシに使っていただければ」とアピールしていた。