DCコミックスの女性ヴィランたちの活躍を描く『ゴッサム・シティ・サイレンズ/Gotham City Sirens(原題)』の監督に、同じくDCヴィランたちの活躍を描いた映画『スーサイド・スクワッド』のデヴィッド・エアー監督が抜擢されたことが明らかになった。
ハリウッド・レポーター誌によれば、デヴィッド・エアー監督はプロデューサーも務めるという本作。『スーサイド・スクワッド』でハーレイ・クインを演じたマーゴット・ロビーとは再度タッグを組むことになり、ロビーは本作のエグゼクティブ・プロデューサーも務める。
映画はハーレイ・クイン、キャットウーマン、そしてポイズン・アイビーという女性ヴィランたちから構成される予定。脚本はトップ女性脚本家として活躍するジェニーヴァ・ロバートソン・ドゥオレット。アリシア・ヴィキャンデルの主演が決定しているリメイク版『トゥームレイダー』やロバート・ダウニー・Jr.主演の映画『シャーロック・ホームズ』第3弾も手がけている。
『スーサイド・スクワッド』は再撮や批評的な厳しさもあったものの、ふたを開けてみれば、7億4560万ドルという数字を叩き出し、全米ではすべてのヒーロー映画で13番目に高い興収を記録。今年異例の大ヒットを記録したアンチヒーロー映画『デッドプール』を海外興収では上回るヒットを記録した。ワーナー・ブラザースは『スーサイド・スクワッド』の続編や同映画のウィル・スミス扮するデッドショットの単独主演映画の製作を模索しているようだが、現在はロビー演じるハーレイ・クイン出演の『ゴッサム・シティ・サイレンズ/Gotham City Sirens(原題)』の制作が急ピッチで進行しているとみて間違いなさそうだ。