『沈黙-サイレンス-』マーティン・スコセッシ来日決定、日本人キャストとジャパンプレミアに参加

戦後日本文学の最高峰とも称される遠藤周作の「沈黙」を映画化した『沈黙-サイレンス-』の監督マーティン・スコセッシの来日が決定。1月中旬に記者会見、日本人キャストとジャパンプレミアのステージに立つことがわかった。

沈黙

本作は、17世紀江戸初期に、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるために日本を訪れた宣教師が、人間にとって本当に大切なものとは何かを模索していく歴史大作。ポルトガル人の若き宣教師ロドリゴを演じる『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのアンドリュー・ガーフィールドをはじめ、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバー、日本から窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら実力派俳優陣が参戦する。

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マーティン・スコセッシ監督の来日決定を受けて、日本人キャストの場面写真3点が公開。最初の一点は、窪塚洋介演じるキチジローが、十字架を突きつけられ、“転べ”と棄教を迫られる場面。トモギ村の村人たちに棄教を迫る長崎奉行は、“踏み絵”を踏むことでは容赦せず、「十字架に唾を吐け」と迫る。十字架を突きつける役人を見つめるキチジローの苦渋に満ちた表情が捉えられている。

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続いて、棄教したとされるフェレイラ(リーアム・ニーソン)の真実を探るために長崎に潜入したロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とキチジローの姿を捉えたシーン。キチジローは長崎奉行から隠れ、山中で激しい喉の渇きを訴えるロドリゴを抱えながら、右手を差し出して川へと案内する。さらに、疲れ切った表情をのぞかせる加瀬亮、小松菜奈の姿を捉えたカットも公開された。

映画『沈黙-サイレンス-』は2017年1月21日(土)より全国公開

【CREDIT】
原作:遠藤周作「沈黙」(新潮文庫)
監督:マーティン・スコセッシ
出演:アンドリュー・ガーフィールド リーアム・ニーソン アダム・ドライバー 窪塚洋介 浅野忠信 イッセー尾形 塚本晋也 小松菜奈 加瀬亮 笈田ヨシ
配給:KADOKAWA
公式サイト:http://chinmoku.jp/

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