岡田准一主演『関ヶ原』新たに平岳大、東出昌大ら演技派俳優多数出演、公開日は8月26日に決定

2017年1月18日

累計発行部数580万部以上を誇る歴史小説の大家・司馬遼太郎の名作「関ヶ原」を、岡田准一主演、役所広司、有村架純共演で映画化した『関ヶ原』の公開日が2017年8月26日に決定。新たに平岳大、東出昌大、中越典子、北村有起哉、伊藤歩、音尾琢真、和田正人、滝藤賢一、キムラ緑子、西岡徳馬ら他、総勢25名の出演が発表された。

本作は、「国取り物語」「新史太閤記」と並ぶ“戦国三部作”であり、「覇王の家」「城塞」と並ぶ“家康三部作”のひとつでもある司馬遼太郎原作の戦国史上最大の合戦・関ヶ原の戦いを描く。1981年にTBSでドラマ化され、司馬遼太郎作品の実写映画化は1999年公開『梟の城』以来18年ぶり。己の「正義」を強く信じ、愛を貫き通そうとした“純粋すぎる武将”石田三成を岡田准一が演じ、豊臣秀吉亡きあとの天下取りに野望を抱き、三成と相対する徳川家康役に役所広司、三成の下で忍びとして愛し支え続ける初芽（はつめ）を有村架純が演じる。監督を『日本のいちばん長い日』『駆込み女と駆出し男』の原田眞人が務める。

新たに発表されたキャスト陣が演じるのは、岡田扮する石田三成の右腕・島左近役に平岳大、天下分け目の決戦の命運を握る小早川秀秋役に東出昌大、島左近の妻であり看護師でもあった花野役に中越典子、役所扮する徳川家康を支え、“井伊の赤鬼”の異名を持つ猛将井伊直政役に北村有起哉。有村演じる初芽と同じく「伊賀の忍び」として家康に仕え、次第に側近となっていく蛇白役に伊藤歩、三成憎しの思いから家康を支持する武断派・武将福島正則役に音尾琢真（TEAM NACS）、同じく7人衆の黒田長政を和田正人が演じる。

また、三成を取りたてた豊臣秀吉役に滝藤賢一、その妻にして徳川方を支持する北政所役にキムラ緑子、三成と家康の間で強烈な存在感を発揮する前田利家役に西岡徳馬が名を連ねる。

その他、三成の盟友・大谷刑部を大場泰正、左近の息子・島信勝を山村憲之介、三成の腹心・八十島助左衛門を堀部圭亮、五大老宇喜多秀家を生島翔、五奉行増田長盛を中村育二、安国寺恵瓊を春海四方、島津維新入道を麿赤児、島津豊久を三浦誠己、上杉景勝を辻本晃良、初芽と同じ伊賀忍者・赤耳を中嶋しゅう、本多正信を久保酎吉、本多忠勝を天乃大介、松平忠吉を吉村界人、加藤清正を松角洋平、細川忠興を関口晴雄がそれぞれ演じる。

平岳大（島左近役）コメント

今まで経験したことのない様な現場の緊張感の中、俳優の真価を問われるような作品でした。その戦いっぷりを是非劇場でご覧ください。

東出昌大（小早川秀秋役）コメント

「いつかご一緒したい」と願っていた原田眞人監督のもと敬愛する司馬先生の作品に出演できたことが本当に嬉しく、また、一司馬ファンとしても映画の完成をとても楽しみにしています。

中越典子（花野役）コメント

撮影時のあの活気、男達の戦い、女達の生き抜き方、どうスクリーンに映るのか、楽しみです。熱い夏になるはずです。

北村有起哉（井伊直政役）コメント

時代劇は大好きなので今回お話をいただいた時はとにかく嬉しかったです。初めて馬に跨り疾走したのも良き思い出です。関ヶ原の大絵巻の映画を私も早く見て、またアドレナリンをグツグツさせたいです。

伊藤歩（蛇白役）コメント

家康公の側近でありながら忍者の概念にまったく捕らわれない蛇白は、場面ごとに使命を達成する楽しみがあり、原田監督のもと、いい緊張感の中でさまざまな経験ができた最高の現場でした。

音尾琢真（福島正則役）コメント

原田監督のもとで2作目の出演となりますが、毎度この現場は刺激的で楽しいです。物語の重要な一端を担う役柄として、加藤清正や黒田長政らと共にシーンを盛り上げることが出来て、楽しく過せました。多くの人に見てもらいたいです。