映画『トリプルX:再起動』プレミアイベントが現地時間19日にLAにて行われ、ヴィン・ディーゼルをはじめ、D・J・カルーソー監督、ドニー・イェン、ニーナ・ドブレフ、サミュエル・L・ジャクソン、ルビー・ローズ、ディーピカ・パーデュコーン、クリス、トニー・ジャーなどの主要キャストが一同に会した。
数あるスパイアクション・ムービーとは一線を画す映画として、今回再起動するブロック・バスターシリーズ3作目となる本作は、世間から身を隠していたエクストリーム・スポーツ界のカリスマであるザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)が政府の極秘エージェントとなり、「パンドラの箱」と呼ばれる制御不能な軍事兵器を悪の力から奪回しようと、最強の敵ジャン(ドニー・イェン)と戦うこととなる。スリルを求める連中から召集された新たなチーム“トリプルX”と共に、ザンダーは全世界の政府最高権力者たちをターゲットとした世界壊滅の陰謀に巻き込まれていく。
全世界55か国でオープニングを迎えた本作は、インド、ロシア、フランス、ドイツ、メキシコなど多数の国で初登場1位発進。週末3日間のオープニング興行収入はワールド・ワイドで累計約7,050万ドルを記録。堂々の全世界興行収入No.1を獲得し、大ヒットスタートを切った。
グローマンズ・チャイニーズ・シアターの前に特設された会場には多くのファンとマスコミが集まり、会場外にも多くのファンが待ち受ける中、ヴィン・ディーゼルが登場するとファンは大興奮。ヴィンは、ファンとのハイタッチやサインなどに快く応じ会場へ移動。サミュエル・L・ジャクソンとは携帯電話で2ショット撮影をするなど仲の良さをみせつけイベントを楽しむ様子をみせた。さらに、『トリプルX ネクストレベル』で主演を務めたアイス・キューブがライブパフォーマンスをみせるなど、会場のボルテージは一気に最高潮に。
ヴィンは、再び演じた“ザンダー・ケイジ”という役ついて、「ザンダーは英雄ではないが人間としてはとても魅力的だ。彼を見ると自分もザンダーのように自由に生きたいと思うよ。それは、この時代の空気にも合っていると思うよ」といい、「ザンダーのような型破りなスパイをみんな見たがっているはずだ」と強調。
また、本作については「国際色豊かなキャストを取り入れた。こうした多文化的な要素は『ワイルド・スピード』でも取り入れて成功した。『トリプルX:再起動』では それをさらに拡大したかったんだ。多様な人種の役者を揃えるだけじゃなく、世界各地の市場にも進出したかった。キャストを選ぶために世界に目を向けたよ。ただ おとなしくハリウッドにとどまっていたわけじゃないんだ」と語り、プロデューサーとしても関わる本作への特別な想いを吐露。
アクションについては「アクションなしに『トリプルX:再起動』は語れない。見事なアクションだ。予告編は ほんの序の口だよ。きっと話題になる。僕にとっては練習さえも楽しかった。準備は入念にしたんだ」と明かしており、そのコメントからも自信が伺える。これから映画をみる観客に対しては、「とにかく楽しんでほしい。“楽しかった”の一言が聞きたい。ザンダーを再び演じることができて幸せだよ。だからとても幸せだし、恵まれていると感じるこんな機会はめったにない。この作品、そしてこのシリーズをとても誇りに思っているよ」とメッセージを寄せた。
ドニー・イェンは、撮影当時について「アクション映画を長年やっているけど、現場が今までで一番おもしろかった。ゲームをやっているような、毎日テーマパークにいるような感覚で、とにかくおもしろかった!」と振り返り、一番お気に入りのシーンは「どれもやりがいがあったけど、一番好きな場面は、僕とヴィンのバイクチェイスかな。本当に楽しかったよ」と明かした。
また、本作について「色々な観客のためにあらゆる映画があって、それぞれストーリーやキャラクターが違うが、本作はとにかく楽しんでもらえると思う。エンターテイメントって何?って考えたとき、お金払って劇場に行って、最後には気分よく帰れることじゃないかと思うしね」とコメントを寄せた。
フォトギャラリー
映画『トリプルX:再起動』は2月24日より全国公開
【CREDIT】
出演者:ヴィン・ディーゼル、ニーナ・ドブレフ、サミュエル・L・ジャクソン、ドニー・イェン、ルビー・ローズ、トニ・コレット、ディーピカ・パーデュコーン
監督:D・J・カルーソー
配給:東和ピクチャーズ
©2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.