『モアナと伝説の海』日本版エンドソングは加藤ミリヤ、ディズニー作品初参加

『アナと雪の女王』『ズートピア』のディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』が3月10日より全国公開される。この度、本作のエンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~(エンドソング)」を加藤ミリヤが担当することが明らかになった。

モアナと伝説の海

ラプンツェルやアナ&エルサといった人気ヒロインたちを贈りだしたディズニー・アニメーションの新たなヒロインは、好奇心に溢れた海を愛する美しい少女”モアナ”。幼い頃に海と“ある出会い”をしたことから海に選ばれたモアナが、“心”を失ってしまった世界を救うために、悩みながらも自分の進むべき道を見つける大冒険に挑む。監督を『リトル・マーメイド』『アラジン』を手がけたロン・クレメンツ&ジョン・マスカーが務める。

日本版吹替声優は、ヒロイン・モアナ役に昨年5月に帝国劇場で開催された「ミュージカルのど自慢」で最優秀賞を受賞し、満を持して本作でデビューを果たす屋比久知奈が抜擢。モアナの良き理解者であるタラおばあちゃん役を夏木マリ、伝説の英雄マウイ役を尾上松也が演じる。

モアナ

ディズニー作品初参加となる加藤ミリヤは、「12年くらい音楽をやらせてもらっていて、こんな気持ちになることはずっとなかった。すごくやりたかったことなので、本当に嬉しかったです。夢のような話でした」と起用が決まったときの喜びの心境を語る。彼女が歌うエンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~(エンドソング)」は、モアナの心情を歌った物語の重要な曲。16年間島の外に出ることを禁じられたモアナが、海への憧れや、島の外にでることを決意する気持ちが歌われている。

そんな曲にこめた想いを「“私は、モアナだ”と思いながらレコーディングしました。彼女には自分の世界を広げたいという強い思いがある。私の歌でモアナの意思や気持ちの強さが伝わるような歌になったらいいなと思いました」と明かし、冒険の途中で様々な悩みや葛藤に直面していくモアナの姿に「“自分が決めたことを信じる“というメッセージは私が普段書いている曲の中でも表現しているので、すごく共感しました。モアナと同じ16才くらいの時って、『自分でなんとかしなきゃいけない』となんとなく思っていたのですが、この映画ではたくさんの人が助けてくれたり、見守ってくれている人々の存在のパワーって、すごく大きいなと思いました」と等身大のヒロインの姿に共感できたと熱く語った。なお、1月24日に第89回アカデミー賞のノミネーションが発表され、本作は主題歌賞&長編アニメーション賞にノミネートされた

映画『モアナと伝説の海』は3月10日より全国公開

【CREDIT】
監督:ロン・クレメンツ&ジョン・マスカー
製作:オスナット・シュラー
製作総指揮:ジョン・ラセター
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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