女優・清水富美加の引退報道を受け、公開やイベントに対しファンから不安視されていた作品のひとつ、秋吉理香子の同名小説を飯豊まりえとW主演で映画化した『暗黒女子』。配給の東映/ショウゲートより15日、公式コメントが発表された。
公式は「この度は、一連のキャストに関する報道を受け、映画『暗黒女子』に関しまして、多大なるご心配をお掛けしております。」と謝罪・言及し、当初から予定されていた映画の公開日:4月1日の変更はないと発表。また、今月21日に行われる完成披露試写会に関しては、こちらも予定通り実施されるが、清水の登壇は「ご登壇を依頼していましたが、現時点で事務所より辞退の連絡をいただいております」と報告している。なおイベントには、飯豊まりえ、清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏、平祐奈、千葉雄大、原作者の秋吉理香子、耶雲哉治監督が登壇する。
原作は、読んでイヤな気持ちになる最悪の結末だが、後味が悪ければ悪いほど“クセ”になってしまう秋吉理香子が描いた魅惑のミステリー。物語は、学院の経営者の娘で全校生徒の憧れの的だった学院一のカリスマ美少女・白石いつみが、ある日校舎の屋上から落下して謎の死を遂げる。彼女が主宰していた文学サークルでは、部員自身が書いた物語を朗読する定例会を開催する。今回のテーマは「白石いつみの死」。それぞれが“犯人”を〈告発〉する作品が発表されていく。
真相を探る副会長/澄川小百合役に清水富美加、 死んだ学園のカリスマ/白石いつみ役に飯豊まりえ、女子高生作家/高岡志夜役に清野菜名、ブルガリア人留学生/ディアナ・デチェヴァ役に玉城ティナ、老舗料亭の娘/小南あかね役に小島梨里杏、学園一の秀才/二谷美礼役に平祐奈、文学サークル顧問/北条先生役に千葉雄大が名を連ねる。
映画『暗黒女子』は4月1日より全国公開
【CREDIT】
出演:清水富美加、飯豊まりえ、清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏/平祐奈/千葉雄大
原作:秋吉理香子『暗黒女子』(双葉文庫)
監督:耶雲哉治 脚本:岡田麿里
制作プロダクション:ROBOT 配給:東映/ショウゲート
公式サイト:ankoku-movie.jp
©2017「暗黒女子」製作委員会 ©秋吉理香子/双葉社