映画『一週間フレンズ。』前夜祭イベントが17日、都内・新宿ピカデリーにて行われ、主演の川口春奈、山﨑賢人が登壇した。
原作は、月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)で2011年から昨年春まで連載された葉月抹茶のベストセラーコミック。月曜日になると友達の記憶を失くしてしまう女子高生・藤宮香織と、そんな彼女をひたむきに想い続ける心優しい同級生・長谷祐樹の2人が織りなす、ピュアで切ない青春ラブストーリー。女子高生・藤宮香織を川口春奈が、同級生・長谷祐樹を山﨑賢人がそれぞれ演じるほか、祐樹の親友・桐生将吾役に「超特急」7号車・タカシこと松尾太陽、川口演じる香織の過去を知る転入生・九条一役に上杉柊平、祐樹の幼なじみ・山岸沙希役に高橋春織らが共演する。
公開初日を翌日に控えるこの日、川口は「やっと撮影から公開して皆さんの元に届くんだなって思うとすごく嬉しいんですが、ちょっと寂しい気持ちもします。本当にたくさんの方に届くといいなと思っています」と今の心境を語り、山﨑も「前夜祭っていうのも初めてだし、明日から『一週間フレンズ。』を皆さんが観てくれる日が来るのをすごく嬉しく思います」とにっこり。
思い入れのあるシーンを聞かれると、川口は「学校での撮影が結構メインだtwたんですが、クランクイン初日に撮った下駄箱のシーン。2人が見つめ合うシーンなんですが、そこは本当に一番最初に撮ったシーンで。緊張と照れ、恥ずかしさや初々しさ、いろんなものが役の関係性とぴったりでよかったんじゃないかなと思います。何気ないシーンなんですが注目していただけたら」と明かす。山﨑も同調して「最初に撮ったんですが、シーンとしてはやっと月曜日に藤宮さんが覚えてくれてたっていう場面。良い緊張感と、初めての感じと...全部が混ざって良い感じのシーンになってます」と語った。
また、本作で初共演を果たした2人だが、川口は「良い意味で壁がなくてスッと入り込めた。山崎さんでよかった〜と思います。長谷くんてすごく明るくてまっすぐなキャラクターで、山崎さん演じる長谷くんが大好きになっていったのを覚えています」と共演を振り返る。山崎は「ありがとうございます」と照れた表情を見せ、「春奈ちゃんも壁を感じないというか、自然と話に行けました。役もあるんですが、すごく接しやすくて仲良くしてもらえたかなと思います」と笑顔をのぞかせた。
一方、松尾太陽や上杉柊平、高橋春織ら同年代の共演者と「居心地が良くて、たわいもない話ばかりをしていた」と話す川口。かねてから“リアルフレンズ”だった松尾と山崎が現場のムードメーカーだったようで、「(山崎と)2人で盛り上げたり歌ってたりしてたよね!大声出して元気にしてもらったり」と仲睦まじい様子をのぞかせた。
イベントでは、本作を象徴する「友達になってください!」というポーズを、全国のファンが再現し投稿する「#いちフレやってみた」キャンペーンの結果発表が行われた。詳しくは映画公式Twitter(@ichifure_movie)でチェック。赤ちゃんの可愛らしいポーズから、主題歌を歌うスキマスイッチの2人のカットが披露される中、進行するMCのマイク不良に気づいた山崎が自身のマイクと交換する一幕も。そんな山崎の優しい一面に、川口は「だから皆大好きになるんですね!」とはにかんでいた。
映画『一週間フレンズ。』は2月18日より全国公開
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監督:村上正典 脚本:泉澤陽子
原作:葉月抹茶「一週間フレンズ。」(ガンガンコミックスJOKER/スクウェア・エニックス刊)
主演:川口春奈・山﨑賢人
配給:松竹株式会社 公式サイト:http://ichifure.jp
©2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会