現役AV女優・紗倉まなの処女小説「最低。」映画化決定、監督は『64 ロクヨン』瀬々敬久

トップクラスの人気を誇る現役AV女優でありながら、昨年小説家デビューを果たした紗倉まなによる小説「最低。」の映画化が決定。監督を『64 ロクヨン』『8年越しの花嫁』の瀬々敬久が務めることがわかった。

最低。

原作は、AVが女性たちの人生を大きく左右していく姿を描いた物語。購入層の5割が女性、中でも20代が一番多いという、若い女性に絶大な支持を得た作品だ。キャスト情報などは来月以降、随時解禁となる。

瀬々敬久 コメント


AV女優さんの闇はよく分かりません。ただ紗倉まなさんの原作が、そこに光を当てたものではなく、家族や夫、友人、そういう普通の関係の中で必死に生きようとするAV女優たちが描かれていたのに惹かれました。性愛を巡る女性映画、目指したものはそれです。ピンク映画で監督となってから30年近く、こういう小説と出会えたことを幸福に思います。

紗倉まな コメント


ごくふつうの女の子たちが立ち寄ったAVという特殊な世界で、どう悩んでどう生きていくのか。私なりに描いたテーマを今度は映像を通して観ることができるだなんて、本当に嬉しく光栄に思います。ぜひ、年代を問わず、多くの女性に観ていただきたいです。

映画『最低。』は2017年秋、角川シネマ新宿ほかにて公開

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