★デヴィッド・フィンチャー最大のヒット作は、結婚の恐ろしさを描くスリラー★
『ゴーン・ガール』（149分） 12月12日（土）公開
監督：デヴィッド・フィンチャー（『セブン』『ファイト・クラブ』『ソーシャル・ネットワーク』）
出演：ベン・アフレック／ロザムンド・パイク 他
(C)2014 Twentieth Century Fox
作品を発表するたびに世界中の映画ファンを熱中させている、現代ハリウッドでも最も重要な作家の一人とされる鬼才デビッド・フィンチャー監督が、全米で600万冊以上の売り上げを誇るギリアン・フリンの同名小説を映画化。原作者フリン自身も脚本に携わり、幸福の絶頂にいるはずの夫婦をめぐる刺激に満ちたミステリーを完成させた。不信感、過激な報道、経済がもたらす夫婦関係、結婚生活の恐ろしさに震撼させられるスリラー。
ニック（ベン・アフレック）とエイミー（ロザムンド・パイク）は何不自由なく幸せな夫婦生活を送っているように見えたが、結婚5周年の記念日に突然エイミーが姿を消してしまう。自宅のキッチンからは大量の血痕が発見され、結婚記念日の宝探しのメッセージは残ったまま。警察は他殺と失踪の両方の可能性を探るが、次第にアリバイが不自然な夫ニックへ疑いの目を向けていく。メディアが事件を大きく取り上げたことで、ニックは全米からエイミー殺害疑惑の目を向けられることとなり……。
★13年に及ぶ長き冒険の終幕★
『ホビット 決戦のゆくえ』（144分） 12月13日（土）公開
監督：ピーター・ジャクソン（『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『ホビット』シリーズ）
出演：イアン・マッケラン／マーティン・フリーマン／リチャード・アーミティッジ／オーランド・ブルーム 他
(C) 2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
J・R・R・トールキンの名作小説を映画化した大ヒットシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の前日譚『ホビット』シリーズ三部作の最終章。2001年の『ロード・オブ・ザ・リング』第一作から全6作、足掛け13年に及ぶ冒険が遂に幕を閉じる。
平凡で臆病なホビット族のビルボ（マーティン・フリーマン）は、魔法使いと13人のドワーフたち仲間とともに、危険な冒険の旅に出る。エルフたちとの出会い、衝突を繰り返しながらも進む彼らの目的は、一頭で国を滅ぼす恐ろしい竜“スマウグ”から、奪われた王国を取り戻すこと。しかしその先には、さらなる試練が待ち受けていた。太古からの強大な悪、冥王サウロンが大軍を従えて甦ろうとしていたのだ。迫りくる闇の軍勢、深まる仲間同士の対立。力を合わせて臨まねば勝機は見い出せない。そのなかでビルボは、自らを犠牲にし、仲間の命を守るためにある究極の決断をする…！ 世界を二分する、壮大な決戦のゆくえとは!?
★家族か、仕事か──人生の選択★
『おやすみなさいを言いたくて』（118分） 12月13日（土）公開
監督：エーリク・ポッペ
出演：ジュリエット・ビノシュ／ニコライ・コスター＝ワルドー／ラリー・マレン・ジュニア 他
(C) paradox/newgrange pictures/zentropa international sweden 2013
PHOTO (c) Paradox/Terje Bringedal
『イングリッシュ・ペイシェント』や『ショコラ』、『ポンヌフの恋人』などで知られるフランスの名女優ジュリエット・ビノシュが、愛する家族と使命ある仕事のどちらを選択するか、その狭間で葛藤する報道写真家の女性を熱演。報道写真家である彼女の職業倫理や紛争の犠牲となる女性の様子に迫ることで、観客へ問いを投げかけながら描くヒューマン・ドラマ。元報道写真家である監督エーリク・ポッペ自身の実体験が反映されている。タイトル（原題）は、シェイクスピア『ロミオとジュリエット』の愛の言葉「A Thousand Times Good Night（何千回ものおやすみを）」から取られている。「U2」のドラマーであるラリー・マレン・Jr.も出演。
世界各地の紛争地域を飛び回る報道写真家のレベッカ（ジュリエット・ビノシュ）。彼女はアイルランドに暮らす理解ある夫マーカスや2人の娘たちに支えられ多忙な日々を送っていたが、ある日、アフガニスタンでの取材中に巻き込まれた事故により生命の危機にさらされてしまう。心配した家族はこれ以上危険な場所へ行かないことを彼女に約束させる。それをきっかけに、彼女の仕事が家族を苦しめていることに気づき、使命感に近い思いを抱く仕事と愛する家族との間で彼女の心は揺れ動く。
★日米、胸キュン★
『アオハライド』（122分） 12月13日（土）公開
監督：三木孝浩（『ホットロード』『陽だまりの彼女』）
出演：本田翼／東出昌大／新川優愛／吉沢亮／藤本泉／高畑充希／千葉雄大／小柳友／岡江久美子 他
(C)2014映画「アオハライド」製作委員会 (C)咲坂伊緒/集英社
累計800万部を突破した「別冊マーガレット」で連載の咲坂伊緒による同名漫画を本田翼と東出昌大のフレッシュな共演で実写映画化。「青春（アオハル）」＋「ride（ライド）」＝「アオハライド」は、青春に一生懸命乗っていく、一度しかない青春を謳歌するという意味合いが込められた造語。監督の三木孝浩と脚本の吉田智子は、『僕等がいた』『ホットロード』に続き3度目のタッグ。
中学1年生の頃、双葉（本田翼）と洸（東出昌大）はお互いに淡い想いを抱いたまま、洸の突然の転校によって離ればなれになってしまった。高校2年生になった双葉は洸と思いがけず再会するも、別人のようにそっけない彼の言動に双葉は戸惑ってしまう。しかし、ふと見せる洸の昔と変わらない優しさに再び惹かれていく双葉。やがて洸の空白の4年間に隠された秘密が明らかになっていく。
『あと1センチの恋』（103分） 12月13日（土）公開
監督：クリスチャン・ディッター
出演：リリー・コリンズ／サム・クラフリン 他
(C)2014 CONSTANTIN FILM PRODUKTION GMBH
『P.S.アイラヴユー』の原作者セシリア・アハーンの小説「愛は虹の向こうに」をもとに、幼なじみの男女の12年間にわたるすれ違いの恋、たった一言「好き」が言えない二人のラブストーリー。
ロージー（リリー・コリンズ）とアレックス（サム・クラフリン）は6歳からずっと一緒に青春を過ごしてきた幼なじみ。くだらない話も恋の話も、なんでも共有してきた2人の夢は、イギリスの田舎町を離れ、アメリカにある大学へ一緒に進学すること。しかし、ロージーが別の男の子と一夜を共にし、妊娠してしまう。お互い、思いを言葉にできないまま別々の人生を歩むことになった2人。運命のいたずらに翻弄され、12年間も2人は近づいては離れてを繰り返す。
