『メアリと魔女の花』主演は杉咲花、米林宏昌とは『思い出のマーニー』以来2度目のタッグ!【予告あり】

借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』で知られる米林宏昌監督最新作『メアリと魔女の花』が7月8日(土)より全国公開される。この度、本作の主人公メアリの声を杉咲花が演じることがわかった。あわせて予告編が到着した。

メアリと魔女の花

スタジオジブリにて『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』を生み出した米林宏昌。2014年末にスタジオジブリを退社し、プロデューサー・西村義明が2015年4月15日に設立したアニメーション制作会社「STUDIO PONOC スタジオポノック」にて製作された最新作の題材は“魔女”。原作はメアリー・スチュアートによる英国児童文学「The Little Bloomstick」。物語は、天真爛漫な少女メアリが、ひょんなことから魔法渦巻く世界に巻き込まれるところから始まる。

湯を沸かすほどの熱い愛』で報知映画賞・ブルーリボン賞など、主要映画賞を総ナメにし、今後の飛躍がもっとも期待されている女優・杉咲花。『借りぐらしのアリエッティ』がジブリ作品の中でも一番好きだと公言する杉咲が米林監督の作品に関わるのは、好奇心旺盛な少女・彩香役で出演した『思い出のマーニー』以来2度目だ。

杉咲花 コメント


子どものころから私と家族にとっては欠かせない存在だったジブリ作品の志を受け継いだ、スタジオポノックの長編アニメーション第一作目に携われることは、私にとって飛びっきりのサプライズでした。スタッフの方に言われて気づいたのですが、タイトルにも自分の名前である“花”という言葉が入っていることも嬉しかったですし、運命的なものを感じました。

ジブリ作品の中では米林監督の『借りぐらしのアリエッティ』の大ファンです。米林監督が描く、映画がはじまった瞬間のハッとさせられるような繊細で美しい映像と、観終わった後に“暖かさ”がずっと残る、まるで魔法にかけられたような感覚になれるところが大好きです。

私が演じることになったメアリはすごく真っ直ぐで前向きな女の子です。メアリは決して器用な人ではないのですが、誰かのために一生懸命頑張ろうとする姿はすごく魅力的だと感じました。きっと映画を観ていただいく方もメアリの愛らしい姿に心を揺さぶられるのではないかと思います。素敵な作品を、自信を持って皆様にお届けできるように頑張ります。メアリに“花”咲かせます!

西村義明プロデューサー コメント


「メアリの声を、杉咲花さんに!」そう決めたのは、今からちょうど1年前。新スタジオを構えたばかりで、ぼくらがまだ1秒のアニメーションすら出来ていないときでした。そろそろ声を考えなければと、そのとき頭に浮かんだのが杉咲花さんだったのです。

思い出のマーニー』で第三のヒロイン“彩香”を演じてもらったとき、当時16歳の杉咲さんは、米林監督にこう言いました。
「一番好きなジブリ作品は、米林監督の『アリエッティ』なんです。」
そのときの彼女のまっすぐな眼差し、あのときの笑顔、そして何より好奇心に満ちた彼女の声を思い出したとき、「これは主人公・メアリにぴったりだ!」と思ったぼくは、米林監督に提案。監督は大きく頷いて「彼女なら、出来ます!それに、この映画はメアリと“花”の映画です」などと、親父ギャクで笑いあったのはさておき、それ以来、監督は時折、杉咲さんに事前に少しだけ吹き込んでもらった声を聴きながら、メアリを描き続けています。

映画『メアリと魔女の花』は、杉咲花さんの声に始まり、その声とともに完成を向かえます。制作は順調に遅れていて本番のアフレコはまだ先ですが、この夏、米林映画の新たなヒロイン・メアリと“花”の大冒険に、ぜひご期待ください!

フォトギャラリー


メアリと魔女の花
メアリと魔女の花

メアリと魔女の花
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メアリと魔女の花
謎のツリーハウス

映画『メアリと魔女の花』は7月8日(土)全国東宝系にて公開

【CREDIT】
キャスト:杉咲花
原作:メアリー・スチュアート(KADOKAWA刊)
脚本:坂口理子 脚本・監督:米林宏昌(『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』)
音楽:村松崇継 プロデューサー:西村義明
制作:スタジオポノック 製作:「メアリと魔女の花」製作委員会

©2017「メアリと魔女の花」製作委員会

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