世界最大級の海底油田爆発事故を映像化した『バーニング・オーシャン』本予告解禁

2017年3月2日

『トランスフォーマー/ロスト・エイジ』『ローン・サバイバー』のマーク・ウォールバーグ主演、2010年にメキシコで起こった海底油田爆発事故の知られざるドラマを描いた『バーニング・オーシャン』が4月21日に公開される。この度、本ポスターと新たな予告編が解禁となった。

2010年4月20日、メキシコ湾沖合80km水深1,522mの海上で、海底油田掘削作業中だった石油掘削施設“ディープウォーター・ホライゾン”で、技術的不手際から掘削中の海底油田から逆流してきた天然ガスが引火爆発。海底へ伸びる5500mの掘削パイプが折れて大量の原油がメキシコ湾へ流出した事故を史実に基づき映像化した本作。『ローン・サバイバー』の監督ピーター・バーグが再びマーク・ウォールバーグを主演に迎え、被害の拡大を食い止めようとする現場作業員と彼らの決死の脱出を壮大なスケールで描き出す。共演にカート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ケイト・ハドソンが名を連ねる。

解禁された新たな予告編には、石油採掘施設“ディープウォーター･ホライゾン”で、工期が大幅に遅れている状況に焦り、安全テストの担当者を帰してしまったBP社管理職社員ヴィドリン（ジョン･マルコヴィッチ）と、安全性を重んじるマイクの上司で施設責任者ジミー（カート・ラッセル）の激しい抗議シーンから一転、大量の原油が漏れ出し全体が炎に包まれていくさまが映し出されている。

リアリティにこだわったピーター・バーグ監督は入念にリサーチを重ね、ウォールバーグが「映画史上最大のセットの部類に入るかもしれない」と語るほどの巨大なディープウォーター・ホライゾンを実際に再現。当時、この事故は日本でも大きく報道されたが、その内容は事故後の原油流出による環境汚染、世界の大企業を巻き込んだ巨額の賠償問題が中心だった。爆発事故をめぐる、生死を懸けた現場作業員たちの知られざるドラマがついに明かされる。