『散歩する侵略者』ビジュアル解禁、長澤まさみ&松田龍平&長谷川博己から見どころコメント到着

岸辺の旅』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの同名舞台を、長澤まさみ×松田龍平×長谷川博己の初共演で映画化した『散歩する侵略者』が9月16日より全国公開される。この度、本作のティザービジュアル両面が解禁となった。

散歩する侵略者

2005年初演、その後も再演を重ねる、劇作家・前川知大による劇団イキウメの舞台「散歩する侵略者」を原作とする本作は、数日間の行方不明の後、不仲だった夫が「地球を侵略しに来た」と、別人のようになって帰ってきたことから巻き起こる奇々怪界を描くエンターテインメント。別人のようになって帰ってきた夫に翻弄される妻・加瀬鳴海を長澤まさみが、「侵略者に体を乗っ取られた男」鳴海の夫・加瀬真治を松田龍平が、町で発生する一家惨殺事件を追ううちに「侵略者」と行動をともにすることになるジャーナリスト・桜井を長谷川博己が演じるほか、高杉真宙、恒松祐里が共演する。

ビジュアルは【絶望がやってきた。愛する人の姿で】というコピーとともに、主人公・加瀬鳴海(長澤まさみ)がうっすらと涙を浮かべ、「侵略者」に乗っ取られた夫・加瀬真治(松田龍平)が意味ありげに指を差し出し、ジャーナリスト・桜井(長谷川博己)が「何か」を見つめる姿が捉えられており、第二・第三の「侵略者」である天野(高杉真宙)と立花あきら(恒松祐里)が加わり、メインキャラクター5人が集結したもの。

散歩する侵略者

裏面は、散歩する鳴海と真治の背後で爆発が起こる衝撃的なビジュアル。【人類は知らない。滅亡はそこまで来ている。】というコピーと共に、真っ青な青空と対比するかのように、静かに進む「侵略」。穏やかな日常がだんだんと“異変”に巻き込まれていく様子が描かれている。

本作の見どころについて長澤は「作品の中で描かれているようなことが、現実の世界でも起こっているかもしれないというドキドキを、ぜひ楽しんで頂けたら嬉しいです」と語っており、松田は「『侵略者』がやってくる、というシンプルでわかりやすい話なのに、いろんな視点で楽しむことができるのがこの作品の魅力」と自信をのぞかせている。長谷川も「一言では言えないジャンル、すごい映画になると思います」とコメントを寄せている。

映画『散歩する侵略者』は9月16日より全国公開

【CREDIT】
監督:黒沢清
原作:前川知大「散歩する侵略者」
出演:長澤まさみ 松田龍平 高杉真宙 恒松祐里 長谷川博己
製作:『散歩する侵略者』製作委員会 配給:松竹 日活

©2017『散歩する侵略者』製作委員会

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