『3月のライオン』高橋一生、醸し出る色気を出すには「意識しないこと」神木隆之介にアドバイス

映画『3月のライオン』“愛の後編”特別試写会が13日、都内・スペースFS汐留にて行われ、神木隆之介、清原果耶、高橋一生、大友啓史監督が登壇した。

3月のライオン

羽海野チカ原作の人気コミックを実写映画化した本作は、幼い頃に両親と妹を交通事故で亡くし、孤独を抱え、すがりつくように将棋を指し続けてきた17歳のプロ棋士・桐山零が、同じ下町に住む三姉妹との出会いや数々の対局から人生を取り戻していくさまを描く。神木隆之介をはじめ、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、加瀬亮、高橋一生、中村倫也、尾上寛之、伊藤英明、豊川悦司らが出演し、新たに伊勢谷友介が川本3姉妹を捨てた放蕩な父親・誠二郎として参戦する。監督は『るろうに剣心』シリーズの大友啓史が務める。

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この日は会場に訪れる観客にサプライズで、神木&清原&高橋が笑顔でお出迎え。ステージに登場した高橋は「かなり至近距離でお出迎えさせていただいたんですが、お化け屋敷のお化けはこんな感じなのかなと、さっきみんなで話していました」とハニカミ。「そこで肌で感じたのは、この映画をすごく楽しみにされているなということ。“愛の後編”も楽しんで観ていただけたら」とアピールしていた。

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また、春の陽気にほんわかした雰囲気をのぞかせ、会場を和ませていた神木は「(周りから)すごく良かったと言ってもらえてます。東出さん(東出昌大)、でっくんも『本当に良かった』と言ってくれてて、すごく嬉しかったです!」と明かす。そんな東出と将棋を指したようで「ほんと強いんですよ!でっくん家でやらさせてもらったんですが、この映画で将棋を教えてくださった先生がでっくんと友達で、一緒にお邪魔させてもらいました」と振り返っていた。

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神木扮する零の担任教師・林田として出演している高橋。神木との屋上のシーンでカップ麺を頬張る一幕があるが、「すごい量食べてました!」と神木が暴露。高橋は「テストからちゃんと食べていて、カメラの裏で麺を用意してくださってたんですが、タッパーに麺だけがものすごい量用意されてた(笑)カップラーメンで替え玉してましたね。でもカップラーメン大好きで、食べるのも好きなので、(そのシーンに)もう期待してましたね」と笑顔をのぞかせた。

一方でMCから「人生の先輩でもある高橋さんに、何か相談ことはありますか?」との質問が。神木が「どうやったらこんな素敵に生きられるんですか?」と尋ねると、高橋は「褒めあうようであれなんですが、神木さんはそのまんまでいいと思います。(本番前から)役になってそこに居れるっていうのは、本当に稀有なことで。僕はもう何も言うことはありません!」と語る。神木は「“先生”ありがとうございます!照れますね」と喜んでいた。

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さらに、人気絶頂の高橋に「色気ってどうやって出すんですか!?」と無邪気に続ける神木。高橋が「意識しないことです」と言うと、神木やファンから「お〜!!」と歓声が上がっていた。一方で川本3姉妹の次女・ひなたを演じる清原は、「いま15歳なんですが、高橋さんが15歳の時に戻れるなら『何をしていたら良かったな〜』とか思うことはありますか?」と質問。

高橋は「普段の生活。日常的な生活を大切にして欲しいですね。女優さんをやっていると、どんどん日常的な、一般的なことが薄れていく可能性があるので。日常的な生活を実感してこそ、お芝居に活かせることがあるんじゃないかな」とアドバイス。清原は同じ言葉を大友監督から受けていたそうで、「監督からも『毎日過ごしている日々を楽しんでください。それがお芝居につながることがたくさんあるので』とおっしゃっていただいて、今それと全く同じ言葉をいただきました」とにっこり。そのコメントに、高橋と大友監督は嬉しそうに握手を交わしていた。

映画『3月のライオン【前編】は大ヒット公開中、【後編】は4月22日より全国公開

【CREDIT】
監督:大友啓史
主演:神木隆之介 有村架純 倉科カナ 染谷将太 清原果耶 佐々木蔵之介 加瀬亮 伊勢谷友介 前田吟 高橋一生 岩松了 斉木しげる 中村倫也 尾上寛之 奥野瑛太 甲本雅裕 新津ちせ 板谷由夏 伊藤英明/豊川悦司
原作:羽海野チカ「3月のライオン」(白泉社刊・ヤングアニマル連載)
制作プロダクション:アスミック・エース、ロボット
配給:東宝=アスミック・エース

©2017 映画「3月のライオン」製作委員会

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