32歳という若さで急逝した伝説的なアクションスターであり、ジークンドー(截拳道)を生み出したマーシャルアーツの達人、ブルース・リー。彼が世界に名を知られる以前の香港時代を描く映画『Little Dragon(原題)』がこの夏よりクランクインするとハリウッド・リポーター誌などが報じた。
脚本兼監督を務めるのは『エリザベス』『エリザベス:ゴールデン・エイジ』のシェーカル・カプール。1950年代の香港を舞台に若き日のブルース・リーに迫る今作は、天賦の才に恵まれた有名な格闘家としてのブルース・リーではなく、哲学者としての側面に光を当てる映画になるという。
本作の共同脚本兼プロデューサーを務めるブルース・リーの娘シャノン・リーもコメントを出しており、「私の父の人生を形作った若き日の香港時代がどのようなものであったかについて知ってもらう映画は価値のあるものになるのではないかとずっと考えていました。人間として、武闘家としてより深く彼を理解できるのではないかと思うのです」と語っている。
キャスティングディレクターであるメアリー・ヴェルニューが世界的に10代のブルース・リー役のキャスティングを行っており、この夏には中国とマレーシアで撮影をスタートする予定だ。
『Little Dragon(原題)』の公開日は未定