『ゴーン・ガール』監督×脚本×主演トリオ再結集でヒッチコックの『見知らぬ乗客』リメイクへ

『ゴーン・ガール』監督デヴィッド・フィンチャー×原作・脚本ジリアン・フリン×主演ベン・アフレックが再結集し、ヒッチコックの名作サスペンス『見知らぬ乗客』をリメイクするようだ。
STRANGERS ON A TRAIN Remake
パトリシア・ハイスミスの同名小説をサスペンスの神様ヒッチコックが映画化した『見知らぬ乗客』は、浮気を繰り返す妻ミリアムとの離婚を考えているテニス選手のガイが、偶然同じ列車に乗り合わせた見知らぬ乗客ブルーノから「自分の父親を殺してくれるなら私がミリアムを殺そう」と交換殺人の企みを持ちかけられる。ガイはブルーノが冗談を言っていると思い取り合わなかったが、しかし、ブルーノは勝手にミリアムを殺してしまい……というもの。
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新たに生まれ変わるフィンチャー版『見知らぬ乗客』では、物語の発端となる主人公の旅の移動手段が、列車から飛行機に変更される。従って、『見知らぬ乗客』の原題“Strangers on a Train”から「Train」を取った『Strangers(ストレンジャーズ)』がタイトルになる模様。
そして、ベン・アフレックは、テニス選手ではなく、ハリウッドスター(!)として登場する。プロットは、アカデミー賞の獲得を目指したキャンペーンのプロモーション・ツアーの途中で彼のプライベート・ジェットが故障し、見知らぬ富豪の飛行機に同乗することに……というものへ変更される。
『ゴーン・ガール』に続いてまたもベン・アフレックは妻との不和に悩む男を演じることになり、アフレックが監督しアカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『アルゴ』での実際のプロモーション・ツアーの体験が反映されたストーリーにもなるかもしれない。
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『ゴーン・ガール』でもヒッチコックへのオマージュを捧げていたフィンチャー×フリンが、いよいよ敬愛するヒッチコック作品に挑む『ストレンジャーズ』。今から期待が高まるばかり。

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