大ヒット公開中の岡田准一主演最新作『追憶』が第20回上海国際映画祭コンペティション部門<金爵賞(Golden Goblet Award)>への正式出品が決定した。
『鉄道員(ぽっぽや)』『あ・うん』など数々の日本映画の名作を世に送り出してきた監督・降旗康男と撮影・木村大作が9年ぶりにタッグを組んだ本作。一つの殺人事件をきっかけに刑事、被害者、容疑者という形で25年ぶりに再会を果たした幼なじみ3人が、それぞれの人生を絡めていくヒューマンサスペンス。岡田准一をはじめ、小栗旬、柄本佑、長澤まさみ、木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆が出演する。
1993年より開催され、アジア最大級の規模を誇る上海国際映画祭は、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の長編映画祭。昨年は来場者数が延べ34万人を超え、51のスクリーンで445作品が上映された。第4回開催で『鉄道員(ぽっぽや)』(監督:降旗康男/撮影:木村大作)が上映された際、降旗監督は審査員として参加。第18回開催で、名優・高倉健を偲んで企画された「高倉健トリビュート上映会」のオープニングセレモニーにも、降旗監督が特別ゲストとして登壇した。
高倉健、降旗監督と縁が深い上海国際映画祭で、岡田×降旗×木村のタッグによる本作がどのように迎えられるのか期待が高まる。授賞式は日本時間6月25日(時間未定)に行われる予定。
降旗康男監督 コメント
このような機会をいただき、とても光栄に思います。上海国際映画祭には過去2度お伺いしたことがありますが、日本映画愛に溢れている素晴らしい映画祭だと思っています。高倉健さんにも縁があるこの映画祭に、岡田准一さんを新たに迎え、9年ぶりに木村大作さんと一緒につくった映画が招待されたことを大変嬉しく思います。日本を飛び出して海外で上映されるとはよもや想像もしていなかったので、長く映画界に携わってきて良かったなぁとしみじみ感じております。上海のみなさまに、不器用な人間たちの物語、そして詩情溢れる日本海、北陸地方の景色を観てもらえることを楽しみにしています。
映画『追憶』は全国東宝系にて大ヒット公開中
【CREDIT】
監督:降旗康男 撮影:木村大作
出演:岡田准一 小栗旬 柄本佑 長澤まさみ 木村文乃 安藤サクラ 吉岡秀隆
公式サイト:http://tsuioku.jp/
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