日本の特撮シリーズ「スーパー戦隊」の英語版ローカライズとして全米で放送されているテレビシリーズを映画化した『パワーレンジャー』の日本語吹替版声優として、新たに杉田智和、水樹奈々、鈴木達央、沢城みゆきの参加が決定した。
ある出来事から驚異的なパワーを手にした普通の高校生5人が、本当のヒーローになるために自身の力と葛藤し、悩み、助け合い、立ち向かうさまを描く本作。吹替キャストにレッドレンジャー(ジェイソン)役の勝地涼、ピンクレンジャー(キンバリー)役の広瀬アリス、太古の地球で世界を守っていた5人の戦士=“パワーレンジャー”の元レッドレンジャー/ゾードン役に古田新太、5人をサポートするおしゃべりなロボット・アルファ5役に山里亮太(南海キャンディーズ)が参戦する。
新たに発表されたのは、内気で会話が苦手な性格のブルーレンジャー (ビリー)役に杉田智和、転校生で孤独を愛するイエローレンジャー(トリニー)役に水樹奈々、お調子者のブラックレンジャー(ザック)役に鈴木達央、そして、5人の前に立ちはだかる最強の敵リタ・レパルサ役に沢城みゆき。それぞれのコメントも到着した。
杉田智和 コメント
ヒーローの活躍、そして私が吹き替えたビリーの成長もまた、この物語の重要な要素だと捉えています。
水樹奈々 コメント
世界中のみなさんに長く愛されている「パワーレンジャー」に、まさかレンジャー役として参加させて頂けるなんて、とても光栄です。女性がヒーローを演じる機会は少ないので本当に嬉しくて、全力で収録に臨みました!トリニーは孤独を愛する少女ですが、抱える悩みや葛藤があってレンジャーとして力を得たことで、それとどう向き合い成長していくのか...。迫力あるアクションはもちろんですが、彼女たちの心情描写にも是非注目してください。
鈴木達央 コメント
今回、ザック/ブラックレンジャーを演じさせていただくことになりました。日本の特撮が海外で新たに大規模な形で作られるといった情報を知ってから、個人的に楽しみにしていた作品でもあったので、そこにキャストとして名を連ねられる事を大変嬉しく思っています。日本のレンジャーでの経験は「特命戦隊ゴーバスターズ」での、味方のバディ・ロイドとしての声の出演でしたので、皆さんにその時とは違った吹き替えの楽しさを伝えられたらと思っています。
沢城みゆき コメント
リタ・レパルサを演じることが決まった時は「私にこのポジションが務まるかしら…!!!」 と思ったのが率直な感想でした。この役は「恐竜戦隊ジュウレンジャー」の魔女バンドーラがベースになっている役で、 曽我町子さんが演じていらっしゃった姿が子供心に強烈に印象に残りました。1番初めに憧れた方のように思います。思い出には一生追いつけないような気もしますが、今の自分の全力で5人をやっつけにかかりましたので、ぜひ吹替でもご覧いただけたらと思います。
映画『パワーレンジャー』は7月15日(土)より全国公開
【CREDIT】
監督:ディーン・イズラライト
脚本:ジョン・ゲイティンズ、アシュリー・ミラー
製作総指揮:アリソン・シェアマー、ブレント・オコナー
出演:デイカー・モンゴメリー/RJ・サイラー/ナオミ・スコット/ベッキー・G/ルディ・リン/ビル・ヘイダー/ブライアン・クランストン、エリザベス・バンクス
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