WOWOWプライムにて7月9日(日)より放送の「連続ドラマW アキラとあきら」が撮影終了。W主演の向井理、斎藤工からコメントが到着した。
原作は、池井戸潤が徳間書店発行の月刊小説誌「問題小説」にて2006年から2009年にかけて連載していた「アキラとあきら」。WOWOWが池井戸作品を手掛けるのは「連続ドラマW 空飛ぶタイヤ」(09年/全5話)、「連続ドラマW 下町ロケット」(11年/全5話)、「連続ドラマW 株価暴落」(14年/全5話)に次いで4作目。今回はその中でも最長の全9話で制作され、スリリングな展開と重厚な人間ドラマが持ち味の池井戸作品をじっくりと堪能できる。
物語は、大企業の御曹司として約束された次期社長という“宿命”にあらがう階堂彬(かいどうあきら)と、父の会社の倒産から夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも理想を育んできた山崎瑛(やまざきあきら)という2人を主軸に展開される。2人が幼少期から青年期にかけて経験する人生の選択を、バブル経済とその崩壊、激動の時代を背景に「アキラとあきら」の“宿命”のドラマを描き出す。
まだ肌寒い今年の2月後半に撮影をスタートさせた本作。すでに春を越えて長期の撮影を経てクランクアップを迎えた。同年代の向井と斎藤はプライベートでも親交があり、まるで運命かのように同じ名 前の役を演じている。今回で4度目の共演になるが、W主演という大役で尚且つしっかりと対峙した2人芝居は今回が初となる。
向井理 コメント
最初に台本を読んだ時に今まで味わったことのない躍動感のある台詞の入り方で特に後半から一気に読んで、台詞がどんどん入っていくのと同時に階堂という人間もだんだん理解していくようになりました。撮影に入ってからは撮影時間が長くなれば長くなるほど充実感が増したので、今は「撮影を終えた」という実感よりもまだ続いていくような感覚があります。
斎藤工 コメント
大河ドラマではないですが、幼少期から青年期までをバトンを繋いでいくような大きなエネルギーが集まっている作品に参加したんだなと実感しました。題材からも会議室での撮影シーンは多かったと思いますが、今日は外のロケで気持ちもよくて、非常に後味の良いクランクアップになったなと思います。
「連続ドラマW アキラとあきら」はWOWOWプライムにて7月9日(日)より放送
【CREDIT】
原作:池井戸潤「アキラとあきら」(徳間文庫 2017年5月31日刊行予定)
脚本:前川洋一(「連続ドラマW 沈まぬ太陽」「連続ドラマW 下町ロケット」)
監督:水谷俊之、鈴木浩介
音楽:羽岡佳
出演:向井理、斎藤工ほか
特設サイト:http://www.wowow.co.jp/dramaw/akira/