ナチス占領下のフランスからスイスへ、存命をかけ旅に出るユダヤ人少女の実話描く『少女ファニーと運命の旅』予告

STAR CHANNEL MOVIES厳選作品、実話から生まれたフランス・ベルギー合作映画『少女ファニーと運命の旅』が8月11日(金)より公開される。この度、予告編と本作のモデルとなったファニー・ベン=アミからのコメントが到着した。

少女ファニーと運命の旅

本作では、1943年ナチスドイツが支配するフランスを舞台に、ユダヤ人の少女ファニー率いる子供達が、生き残るためにスイスの国境を目指すさまが描かれる。

予告編は、少女ファニーが母親に手紙をしたためるシーンから始まる。平穏な日々がドイツ軍侵攻のニュースで一変し、自らの危険を顧みずファニーたちを守ろうとする大人達だったが、厳しい検閲により引き離されてしまう。「もう助けてくれる大人はいない」と決意したファニーは生き伸びるために、自分の足で国境を目指す姿が収められている。

ファニー・ベン=アミ(本作のモデル)コメント


当時の時勢や実際の出来事を、うまく反映していますね。映画として、とてもよくできた作品だと感じましたし、監督は私の心情をよく捉えてくれていると思っています。(このような体験をする子供たち が2度と出ないようにするためには)戦争を始める前に、1番の被害者となる子供についてよく考えるべ きですね。結局、大人の決断によって、最も苦しめられるのは彼らなのですから

映画『少女ファニーと運命の旅』は8月11日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開

【CREDIT】
監督:ローラ・ドワイヨン
出演:レオニー・スーショー セシル・ドゥ・フランス ステファン・ドゥ・グルート ライアン・ブロディ
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
公式サイトhttp://shojo-fanny-movie.jp/

© ORIGAMI FILMS / BEE FILMS / DAVIS FILMS / SCOPE PICTURES / FRANCE 2 CINEMA / CINEMA RHONE-ALPES / CE QUI ME MEUT ‒ 2015

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