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ドラム版『ブラックスワン』！オスカー5部門ノミネートの必見作『セッション』日本版予告編公開

2015年2月4日

2014年のサンダンス映画祭でグランプリ＆観客賞のW受賞の快挙を成し遂げ、本年度のアカデミー賞では作品賞、助演男優賞ほか5部門にノミネートを果たした映画『セッション』の日本版予告編が公開されました。世界的ジャズドラマーを目指す青年（マイルズ・テラー）と鬼教師（J・K・シモンズ）の究極の師弟関係、狂気のドラムレッスンを描いた本作は、一部では「ドラマー版『ブラックスワン』」と評されている要注目作です。

世界的ジャズドラマーを夢見てニューヨークの名門音楽学校に入学したアンドリュー・ニーマン（マイルズ・テラー）は、フレッチャー（J・K・シモンズ）のバンドにスカウトされる。ここで成功すれば夢に近づけると意気込む彼を待ち受けていたのは、鬼教師フレッチャーのスパルタ指導だった。徹底的に完璧な演奏を求め、容赦ない罵声を浴びせるフレッチャーにニーマンは必死に食らいついていくが、それは次第に狂気のレッスンへと突入していく……。

本作『セッション』は、『グランドピアノ狙われた黒鍵』『ラスト・エクソシズム2 悪魔の寵愛』などの脚本を手がけてきた、若干28歳のデイミアン・チャゼルの長編2作目にして、2014年サンダンス映画祭のグランプリ＆観客賞受賞を皮切りに世界各国の映画祭で旋風を巻き起こしたオリジナル音楽ドラマ。監督・原案・脚本を務めたデイミアン・チャゼルは、自身の実体験を基に、3億円の制作費で『セッション』を完成させました。

これまでに『ダイバージェント』『プロジェクトX』などに出演してきた、主演の若手俳優マイルズ・テラーは、吹き替えなしでドラムに挑戦し、迫真の演技と演奏をみせています。

そして、鬼教師フレッチャー役の狂気に満ちた怪演で注目を集めているのが、『スパイダーマン』『JUNO／ジュノ』などで名バイプレイヤーとして活躍してきたJ・K・シモンズ。ゴールデングローブ賞では助演男優賞も受賞した彼のキャリア最高の演技と評される演技は、アカデミー賞助演男優賞に最も近いと噂されています。

原題『Whiplash（＝ムチ打ち）』の狂気の「セッション」が織り成すラスト9分19秒の演奏シーンからは目が離せないこと必至。