映画『忍びの国』大ヒット御礼舞台挨拶が17日、北海道・札幌シネマフロンティアにて行われ、主演の大野智と監督の中村義洋が登壇した。
7月2日(日)の舞台挨拶にて"お忍びキャンペーン"(http://www.mapion.co.jp/f/shinobinokuni/)の抽選を自ら行い「北海道、行ってみたいですね」との言葉通り、強いクジ運で札幌を引き当てた大野。さらに「夏の北海道で美味しいものを食べたいです」という願いを叶えるべく、監督の中村と共に札幌を巡る“お忍び観光”を実施した。
大野と中村が北海道に降り立ち最初に訪れたのは、札幌市内の行列のできる人気ラーメン店。大野は濃厚な味噌ラーメンのスープを口に入れると、思わず「あー、幸せ」と声を漏らした。そんな大野を見ていた中村は食後に「大野くんはずっと「美味しい…」って何度も呟きながら食べているので、ラーメンに感動して泣いているのかと思ったよ(笑)」と微笑んだ。
続けて、ジンギスカンの名店を訪れた大野は「いくらでも食べられる!」とラム肉を堪能。1年前、酷暑の中で行われた撮影現場について「涼しい所で撮影したくて、北海道で撮影をする案も出ていた」と中村が明かすと、大野も「北海道で撮影してみたかったですね。そしたら今頃、ジンギスカンを懐かしがって食べていたかもしれません」とコメント。最後には「なまら美味しかった!」と大満足の微笑みを浮かべた。その他、クラーク博士像の前で記念撮影をしたり、メロンの上にソフトクリームが乗っている北海道ならではのデザートを堪能したりと、2人はお腹を膨らませ、舞台挨拶に臨んだ。
大野、中村が登壇すると、会場は割れんばかりの盛り上がりを見せ、大野は「来ました!北海道!涼しくて最高ッス!」と挨拶。お忍び観光について「美味しいものをたくさん食べることができたし、いろいろな場所を巡ることができて、本当に楽しかった。非常に満喫しました。お忍び観光大成功です!」と喜び。「いろんなものを食べてお腹いっぱいですが、あとラム肉3枚くらいはお腹に入ります(笑)」と会場を沸かせた。
中村は本作の好スタートについて「(興行成績を聞いて)こんなにも早くこの数字を突破することはなかなか無いので、嬉しく思っています」と笑顔で語った。また「子どもの時から忍者が好きでしたし、僕の子どもも忍者が好きなので、子どもたちに見てほしいと思っています。もうすぐ夏休みになるので、たくさんの子ともたちにも楽しんでもらいたいと思います」と語った。
大野も「『1年前はあのシーンを撮っていたのか』なんて現場を振り返ると、無事に映画をたくさんの人に見ていただけてる今を嬉しく思います。この映画は歴史がわからない人でも見られる映画なので、たくさんの子どもたちにも見てほしいですし、忍者のマネなんてして欲しいですね!僕もやってましたけど、折り紙で手裏剣作ったりして。ただ、土遁の術(土の中に隠れる術)だけは危ないのでマネしないでね!(笑)」とメッセージを送った。
本作は「天正伊賀の乱」を題材に、織田信長の次男・信雄率いる織田軍と伊賀忍び軍団の壮絶な大合戦を描く。普段は金の亡者で“無類の怠け者”だが、史上最強の忍び・無門(むもん)を時代劇映画初主演となる大野智が演じる。無門の妻・お国役に石原さとみ、伊賀・下山家の嫡男で忍びに失望心を抱く下山平兵衛役に鈴木亮平、伊賀を治める十二家評定集の一人・百地三太夫役に時代劇映画初出演の立川談春、伊賀の国に攻め込む織田信長の次男・織田信雄を知念侑李が演じるほか、マキタスポーツ、平祐奈、國村隼、伊勢谷友介、でんでん、満島真之介、きたろうが共演。監督を『殿、利息でござる!』の中村義洋が務める。
映画『忍びの国』は全国東宝系にて大ヒット公開中
【CREDIT】
主演:大野智 監督:中村義洋
原作・脚本:和田竜『忍びの国』(新潮文庫刊)
映画『忍びの国』公式サイト:http://www.shinobinokuni.jp/
製作:映画『忍びの国』製作委員会
©2017 映画『忍びの国』製作委員会 ©2008 和田竜/新潮社