2015年に大ヒットを記録した同名劇場版オリジナルアニメを実写映画化した『心が叫びたがってるんだ。』が7月22日(土)より全国公開される。この度、クライマックスを飾るミュージカルシーンの場面写真が解禁となった。
本作は、劇場版アニメ『心が叫びたがってるんだ。』を実写映画化したもの。幼い頃に何気なく発した言葉によって家族をバラバラにしてしまい、そのことがトラウマで人と話すことが出来ない主人公、成瀬順。人とのコミュニケーションが苦手で本音を言えないクラスメイト・坂上拓実とともに実行委員に任命された「地域ふれあい交流会」の出し物“ミュージカル”で主役に抜擢された順は、拓実からのある言葉をきっかけに<今まで心に閉じ込めてきた想い>を歌にして伝えようと奮闘していく。
他人に本音で向き合うことが苦手な少年・坂上拓実を本作が主演映画4作目となる中島健人、ヒロインの成瀬順を芳根京子が演じる。他に石井杏奈、寛一郎など旬な若手俳優が集結した。監督を『近キョリ恋愛』『君に届け』などを手掛けた熊澤尚人が務め『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』など数々の大ヒットアニメを世に送り出すとともに、原作窓口でもあるアニプレックスが制作・配給を担う。
ミュージカル練習は、クランクインの約1ヶ月前から始まった。歌の練習、キーの調整、音源の録音、 そして振り付けの練習。早い段階から参加したのは⽯井杏奈と寛⼀郎。ミュージカルでのパートが多く、さらにはチアダンスの練習と準備が最も多かった⽯井だが「普段のダンスと使う筋⾁が違うから筋⾁痛になりました」と笑いながらも楽しんでいた。
寛⼀郎はダンス経験がなく、振りを覚えるのに⼀苦労。みんなから教わることで絆を深めていた。 中島健⼈も自身のツアーリハーサルの合間を縫ってミュージカル練習に参加し「ずっと⼀緒に過ごしてきたクラスの空気感は、ある程度本当に時間を共有しないと出せないかなと思ったし、⼀緒にミュージカルを作る仲間という空気感を出したいと思った」と語る。キャストたちは練習を重ねるごとにチームワークがどんどんよくなり、その様⼦はまさに『ここさけ』のようだったと言う。
そんなミュージカルシーンから、歌う菜月(⽯井杏奈)、開演直前に菜月と⽥崎⼤樹(寛⼀郎)がクラスメートを⿎舞する場⾯、お城をバックにクラスメイトが躍る場⾯写真、拓実演じる王⼦の⽻根つき帽⼦が公開された。また、実⾏委員を拒否し非協⼒的だった⼤樹が「お前なんかまだ⼈間だからいいじゃねーか!俺なんて⽟⼦だぞ!⽟⼦!」と⼾惑っていた⽟⼦役を笑顔で演じる姿も。
撮影はこのミュージカルシーンが最後となった。キャストたちの熱演に⼤勢のエキストラの⼈々から拍手喝采が送られ、無事にクランクアップ。実写化にあたり、より厚く表現しようと⼒を注いだミュージカルシーン。練習を重ね「悲愴」や「Over the Rainbow」など名曲の数々を踊り、歌い上げる姿に是非注目したい。
映画『心が叫びたがってるんだ。』は7月22日(土)より全国公開
【CREDIT】
監督:熊澤尚人 脚本:まなべゆきこ
出演:中島健人、芳根京子、石井杏奈、寛一郎
配給:アニプレックス
公式サイト:http://kokosake-movie.jp/
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