フランス発・ポップでカラフルなミュージカル『ジュリーと恋と靴工場』9月公開、特報到着

2017年7月25日

フランス発、ポップでカラフルなミュージカル『ジュリーと恋と靴工場』が9月23日（土）に全国公開される。この度、特報とポスタービジュアルが到着した。

本作は、フランス・ロマンの靴工場を舞台に金儲け主義の雇い主と靴職人たちが繰り広げる攻防を描いたフレンチ・コメディ・ミュージカル。主人公ジュリーを『EDEN エデン』のポーリーヌ・エチエンヌ、ロマンスの相手となるドライバーのサミーを『メルニモンタン 2つの秋と3つの冬』のオリヴィエ・シャントローが演じる。監督は、本作で長編デビューとなるポール・カロリとコスティア・テスチュの2人が務める。

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映画の舞台となったフランス・ロマンは実際に高級靴の生産地として有名な地域。元米大統領夫人ミシェル・オバマ御用達「ROBERT CLERGERIE」や、かつては「CHARLES JOURDAN」の工場もあった。だが、若年齢層の失業率が日本の5倍と言われるフランス。その現状が主人公・ジュリーを通して垣間見ることができる。現在特集上映も行われているジャック・ドゥミ監督の『都会のひと部屋』のように、本作は労働者の反乱をミュージカルで描いている。

ポスタービジュアルは、劇中に登場する赤い靴を手に自分らしく生きることを求め悩む主人公ジュリーの写真と、イラストレーター・山本由実が手がけた、アイデンティティとプライドを守るために立ち上がる靴職人の女性たちが描かれ、カラフルでポップな本編を彷彿とさせる仕上がりとなっている。