第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門選出作品『グッド・タイム』が11月3日(祝・金)より公開される。この度、本作の本編映像が解禁となった。
本作は、第27回東京国際映画祭グランプリと最優秀監督賞をW受賞した『神様なんかくそくらえ』の兄弟監督ジョシュ&ベニー・サフディが手がけた新作。ニューヨークの最下層で人の道を外しながらも、投獄された最愛の弟を助けようともがく孤独な男コニーの物語を描く。『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンが主演を務め、共演に監督兼任のベニー・サフディ、ジェニファー・ジェイソン・リー、バーカッド・アブディが名を連ねる。
兄弟監督の新星として話題を呼んでいるジョシュ&ベニー・サフディ。本作の全米公開時はセレーナ・ゴメスが駆け付け、グラミー賞受賞アーティストのザ・ウィークエンドやジェシカ・チャステインなどがツイッターで大絶賛しているほど注目を浴びている。本作のエンディング曲も世界的ロック歌手、イギー・ポップが参加し、見事<カンヌ・サウンドトラック賞>を受賞した。
イギーが参加した曲についてジョシュ・サフディ監督は「イギー・ポップが歌詞を書いたエンディングの歌’The Pure and the Damned’で、イギーは兄コニーを罪深い者(damned)、弟ニックを純粋な者(pure)とした。彼は“純粋”な人だけでなく“罪深い”人も、愛ゆえに行動を起こすということを示唆している」と話した。
また、この度解禁となった本編冒頭の銀行強盗のシーンについても「銀行強盗はコニーにとって弟ニックを元気づけ、純粋に人生を味わわせるための方法だった。コニーには目標とする兄弟の理想像があり、それはただ、楽しみたい(have a Good Time)ということだった。どれだけ多くの人に邪魔されようとね」とコメントを寄せている。
映画『グッド・タイム』は11月3日(祝・金)よりシネマート新宿ほか全国公開
【CREDIT】
出演:ロバート・パティンソン、ジェニファー・ジェイソン・リー、ベニー・サフディ(監督兼任)、バーカッド・アブディ
監督:ジョシュ&ベニー・サフディ
配給:ファインフィルムズ
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