新垣結衣、瑛太『ミックス。』の見どころを語る「ガッキーのことが好きなところです」

2017年10月21日

映画『ミックス。』の初日舞台挨拶が21日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、出演している新垣結衣、瑛太、広末涼子、永野芽郁、佐野勇斗、田中美佐子、遠藤憲一と監督の石川淳一が登壇した。

満席の会場に、新垣や瑛太ら登壇者が登場すると観客からは大きな声援が。新垣は「やっとだなという感じがします。今日から公開して皆さんに見てもらってやっと、本当の意味で完成するなと思っています。すごくドキドキしています。でも楽しんでもらいたいです。今日はありがとうございます」と挨拶。瑛太も「やっとここまでたどり着きました。たどり着いたということは、後はこの映画が歩んでいくだけなんだなと感じています。そしてこれだけお客さんが入っている映画ということに、幸せを感じます」と話した。

完成を経て、本作の感動ポイントを聞かれた新垣は「グッとくる、うるっとくる部分が沢山あって。SHISHAMOの挿入歌に乗せてみんなが大会に向けて一生懸命頑張っているところにグッときました」と本作の見所を話した。一方、瑛太は「僕ですね」と即答、「ガッキーのことを好きなところです」と演じた役柄のまっすぐな愛を見て欲しいと語った。

また、本作を観て泣いたと明かした広末は「不器用な主人公2人が、不器用なりに近づいていく部分だったり、瑛太さんのさりげない優しさのシーンが。壁ドン的な若い子の好意のアプローチじゃない、大人の男のさりげないアプローチの仕方にグッときます」と語ると、ライバル役を演じた永野も同調。「私本当にうざいなって（笑）なんでここでこんなこと言うんだろうって（笑）って思いながら観ました」とついつい、主人公2人を応援したくなってしまったことを打ち明けた。

続けて遠藤は「ラストの試合のシーンは、3日間。1日中動き回って、マッサージの人も入って、それを受けながらも撮ってる姿を見ていて。その姿にとにかく感動して。その頑張ってる姿、体張ってる姿を見たのでラストシーンは強烈に印象に残っています」と撮影を振り返っての感想を語った。

MCに演じたキャラクターに性格が似ている人は？と聞かれた面々。広末と新垣はお互いを差し、新垣は「（広末演じる）弥生さんは映画の中ですごく（新垣扮する）多満子を守ってくれると言うか常に寄り添ってくれて。実際に撮影中も『新垣結衣』を広末さんにそうやって守られていたような感じがして、すごく気にかけていただいたなって思いました」と話すと、広末は「嬉しいです。多満子を守ってあげたくなるし応援したくなるんです。多満子も結衣ちゃんもこんなにキュートなのに不器用でちょっと仏頂面すると言うか、大丈夫って言っちゃうところが似てるんですよ」と語ると、新垣は照れた様子を見せ、広末と微笑み合った。

後半には、ピンポン玉型の大きなケーキが登場。ミックス。と描かれたケーキとラケット型のクッキーに会場は驚きの声をあげ、大ヒットを祈願して、新垣から瑛太にファーストバイトが行われた。新垣が「折れちゃいそう」と呟きながらも、ラケットでこわごわとケーキを掬うと、観客の「あーん」の声に合わせて瑛太がかぶりついた。口の周りにクリームをつけた瑛太は拍手を浴びながら「美味しいです」と笑顔を見せた。

最後に、新垣は「今日も、すごく楽しい舞台挨拶になって、映画も何度見ていただいても楽しんでもらえるようなものになったと思うので、これからも沢山の人に見ていただければと思います。やった！公開！」と会場を沸かせ、瑛太は「幸せですよ、本当に。こんな素晴らしい映画に携わらせていただいて。日本中のみなさんが元気になれる映画に仕上がったので、沢山の人に観て頂きたいです。よろしくお願いします」締めくくり、舞台挨拶は幕を下ろした。

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