岸井ゆきの『おじいちゃん、死んじゃったって。』観客の反応に安堵「私も映画館で見たい」【第30回東京国際映画祭】

映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』のワールドプレミアが30日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催中の第30回東京国際映画祭で行われ、岸井ゆきの、池本啓太、松澤匠、監督の森ガキ侑大が登壇した。

おじいちゃん、死んじゃったって。

Yogee New Wavesが担当する主題歌と共に登場した森ガキ監督は「沢山の人に来ていただいて、観て頂いて心より嬉しく思っています。ありがとうございます」と挨拶。続けて池本は「20歳にして、東京国際映画祭の舞台に立てるとは思っていなかったんで、この映画に参加できて役者の先輩方と同じ空間でお芝居ができて、レッドカーペットも歩けて本当に幸せです」と素直な気持ちを語った。

本作がCM等で活躍していた森ガキ監督の初長編作品となることについて「CMと違って、足を運んでいただいて、監禁というか(笑)何時間か大切な時間を奪って、見てもらうっていうプレッシャーっていうか喜びというのはなんとも言えないです。今日一緒に会場で見てたんですけれども、笑いが結構起こっていたのを聞いてすごくホッとしました。そしてこの場に立てたのがすごく嬉しく思っています」と語った。

おじいちゃん、死んじゃったって。

出演している舞台から駆けつけた岸井は、本作が初映画にて初主演、さらに初ワールドプレミアとなることから「この作品が本当に好きで、そんな作品を好きになってもらえるかヒヤヒヤしていたんですけど、笑い声が聞こえたと聞いて、すごく嬉しくて、これを共有したいです。舞台と違って映画って後からしか感想を聞けないので、私もどこかでこっそり映画館で見たいなって思います」と本作への愛を垣間見せる気持ちを打ち明けた。

おじいちゃん、死んじゃったって。

また、熊本県の人吉市で撮影が行われた本作。撮影中のエピソードを聞かれた池本は「撮影中は夜中に監督と2人で温泉に入って、体を洗いながら、語り合ったりしました(笑)僕が撮影終わると監督が現場から帰って来るのずっと待ってて、監督が来たら温泉行きますか?って」と裏話を披露。しかし監督はハードな撮影後だったため「気持ちとしては早く寝たかったんですけ(笑)」と正直な気持ちを打ち明けて笑いを誘い、池本も「すいません(笑)でもそれが思い出ですね!」と当時を振り返った。

おじいちゃん、死んじゃったって。

一方松澤は「僕は家族の一員じゃなかったので、撮休が多くて1人で自転車に乗って探検しました。居酒屋に行った時に、そこにいたおじちゃんと仲良くなって『お前ら映画撮ってんだろ?俺は市役所の人間と知り合いだから知ってるんだぞ』って言われて(笑)」と打ち明けるとキャスト陣から揃って驚きの声が。「でも最終的に、お酒おごってくれて、ホテルまでタクシーで送ってくれました」と心温まるエピソードを披露した。

おじいちゃん、死んじゃったって。

最後に岸井は「みんなが体験でしたであろう、お葬式とか家族の話を、タイトルはちょっと悲しそうなんですけどこういう風に描いて、クスッと笑えるっていうのは、この映画が家族っていうものを描けているからだと思っていて。少しでも面白いなと思ったら誰かにオススメしていただけたら私共はとても嬉しいです」とアピールした。

おじいちゃん、死んじゃったって。

また森ガキ監督は「オリジナルで中々やらせてもらえない時代の中で、デビュー作はオリジナルにこだわって、ずっと温め続けてようやく解禁したというのはすごく嬉しく思っています。宣伝費もあんまりないので(笑)僕がジョギングしてながらポスティングしていたら、怒られたので(笑)多くの方に見て頂きたいなと言う気持ちしかないので、皆さんどうぞよろしくお願い致します」と一礼、するとキャスト陣も声を揃えて「よろしくお願いします」と監督に倣い、信頼関係が伺えた。そんな様子に大きな拍手が巻き起こる中ワールドプレミアは幕を下ろした。

第30回東京国際映画祭は2017年10月25⽇(⽔)〜11⽉3⽇(⾦)にわたって六本⽊ヒルズ、EXシアター六本⽊ほか開催

公式サイト:www.tiff-jp.net

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