現代日本の格差社会を子ども目線で描く『こどもしょくどう』2018年冬公開

戦争や被爆地を題材にした作品を発表してきた日向寺太郎監督の新作映画『こどもしょくどう』が10月12日にクランクアップし、2018年冬の劇場公開を予定していることがわかった。

豊かに見える日本の現代社会のひずみを受け、 満足な食事をとることのできない子ども達を、子どもからの目線で描きだす本作。主人公のユウトを「おんな城主直虎」で井伊直親の幼少時代を演じた藤本哉汰が演じる。そのほか共演に、鈴木梨央、吉岡秀隆、常盤貴子、降谷建志、石田ひかりが脇を固める。監督を実写版『火垂るの墓』、『爆心 長崎の空』の日向寺太郎が務め、脚本を『百円の恋』『嘘八百』の足立紳が担当する。

日向寺太郎監督 コメント


子供たちは本来、私たちが生きている社会の未来であり、希望である。しかしながら、ある子供たちにとって現在は、分断された孤独な世界であろう。その世界を変えられるのは人の力である。人は人によって変わり得る、そのことを力強く描きたい。

映画『こどもしょくどう』は、2018年冬の公開予定

【CREDIT】
出演:藤本哉汰、鈴木梨央、浅川蓮、田中千空、古川凛、降谷建志、石田ひかり、常盤貴子、吉岡秀隆
監督:日向寺太郎 脚本:足立紳、山口智之
製作:コピーライツファクトリー、パル企画、バップ
配給:パル企画

(C)2018「こどもしょくどう」製作委員会

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で