スタン・リー「“運”ほど強力なパワーはない」初のTVドラマ作品が配信スタート!毎度のカメオ出演も

「スパイダーマン」「アイアンマン」「ドクター・ストレンジ」などのマーベル作品の生みの親であり、アメコミ界の重鎮スタン・リーが初めて手がける英国テレビドラマ「スタン・リーのラッキーマン」が、11月6日(月)よりHuluにて独占配信がスタートした。

スタン・リーのラッキーマン

殺人課の刑事でありながらギャンブル依存症の主人公ハリーは、カジノで大負けをしていた夜に出会った謎の美女から、“運”を操ることのできるブレスレットを受け取る。しかし、幸運をもたらすというこのブレスレットの代償は大きく、ハリーはロンドンを脅かす犯罪の渦中に引きずり込まれていく…。果たして、ハリーは家族、仲間、そして自分自身を守り、事件を解決することができるのかー?

スタン・リーのラッキーマン

謎に包まれたブレスレットが持ち主に強運をもたらすという面白さがコンセプトの本作。このアイディアが生まれた経緯について、スタン・リーは「私はよく人に、どんなスーパーパワーでも手に入れることができるとしたら、何のパワーを手に入れたいのかとか、まだどのヒーローにも与えていないパワーは何ですかと、聞かれます。私は、運ほど強力なパワーはないと思っています。なぜなら、運さえあればどんな物事もうまくいくからです」と語る。

続けて、「このコンセプトを基にドラマが作れないかと考えた末、現代版のスーパーヒーローが、ある日『運』を手に入れるという筋書きで面白い番組が作れるのではないかと閃きました。運は誰にでも起こりうることだけに、誰もが共感できる題材だと思っています」とコメントを寄せた。

スタン・リーのラッキーマン

本作の仕上がりについても、「ワクワクするようなストーリー構成、各シーンに秘められた仕掛け、そして素晴らしい演技と演出力です。毎週終わって欲しくないような、最終回が来て欲しくないようなドラマに仕上がっていると思います。少なくとも私は一視聴者として、ドラマを見るたびにそういう気持ちになってしまいます」と自信たっぷりにコメント。

マーベル作品など自身が手掛ける数多くの作品でカメオ出演を果たしているスタン・リーだが、本ドラマでも“本人役”として登場。ギャンブルにのめり込み家族にも見放された、運もツキもない刑事・ハリーが偶然、ある本屋の前を通りかかる。その前には長蛇の列が出来ており、目をやると笑みを浮かべながらサイン会真っ最中のスタン・リーの姿が。今回公開となったのは、そんな微笑ましいスタン・リーの姿を捉えた劇中ショット。スタン・リーが一体どのタイミングで登場するのか、そんなところにも注目して本ドラマをチェックしてほしい。

英国テレビドラマ「スタン・リーのラッキーマン」は11月6日(月)よりHuluにて独占配信スタート

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