映画界の若き天才グザヴィエ・ドラン主演作『エレファント・ソング』日本公開決定!

『Mommy/マミー』(4月25日公開)が第67回カンヌ国際映画祭で、巨匠ジャン=リュック・ゴダールと共に審査員賞を獲得し、映画界でいま最も注目される若き天才グザヴィエ・ドランが主演を務めるサイコロジカル・スリラー『エレファント・ソング』が、2015年6月より日本公開されることが決まった。
Elephant Song/Melenny

監督だけに留まらず、俳優としても評価の高いグザヴィエ・ドランが脚本を読んで「これは僕だ。僕に演じさせてほしい」と出演を熱望した『エレファント・ソング』は、精神家病棟内で繰り広げられる心理劇。痛々しいまでに愛を求める青年マイケルをグザヴィエ・ドランが熱演。『スタートレック』のブルース・グリーンウッドや『カポーティ』のキャサリン・キーナーなど実力派俳優と共に緊張感あふれる会話劇、心理サスペンスを繰り広げる。
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『わたしはロランス』『マイ・マザー』『トム・アット・ザ・ファーム』などで見せた圧倒的なヴィジュアル表現で監督としての才気で世界を驚かせ、新風を巻き起こしているドランだが、本作では、子役出身の俳優としての彼の底力が改めて見せつけてくれる。

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失踪した精神科医と、愛を渇望した一人の青年マイケル。
グザヴィエ・ドランが「これは僕だ」と出演を熱望した心理劇

【Story】
ある日、一人の精神科医が失踪した。手がかりを知るのは、彼の患者であるマイケルという青年だけ。院長のグリーンはマイケルから事情を聞こうとするが、ゾウやオペラについての無駄話で、話をそらすばかり。「母を殺した」「医師から性的虐 待を受けていた」など嘘か本当かわからないようなことをほのめかし、グリーンを巧妙な罠に取り込んでいくが……。

『エレファント・ソング』は、6月、新宿武蔵野館、渋谷アップリンクほか全国順次公開。
公式サイト:www.uplink.co.jp/elephantsong
【監督】シャルル・ビナメ
【脚本】ニコラス・ビヨン 
【撮影】ピエール・ギル 
【編集】ドミニク・フォルタン
【出演】グザヴィエ・ドラン、ブルース・グリーンウッド、キャサリン・キーナー、キャリー=アン・モス、ガイ・ネイドン、コルム・フィオールドン ほか
(2014/カナダ/100 分/シネマ・スコープ/DCP)

配給:アップリンク
(C) Sebastien Raymond

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