『めぐり逢わせのお弁当』のリテーシュ・バトラ監督最新作『ベロニカとの記憶』が、2018年1月20日(土)に公開されることが決定した。あわせて、予告編と場面写真が公開となった。
60歳を過ぎ、静かな引退生活を送るトニーの元に、40年前に別れた恋人の母親から、遺品として日記が贈られるところから展開する本作は、長い間離れていた青春時代の記憶と初恋の真実を紐解く物語。主人公のトニーを『アイリス』『ハリー・ポッター』シリーズのジム・ブロードベントが、40年前に別れた恋人ベロニカを『さざなみ』のシャーロット・ランプリングがそれぞれ演じる。
さらに、若き日のトニーを『ダンケルク』にも出演し、プラダの顔も務める新進気鋭のビリー・ハウルが、同じくベロニカを、イギリスの人気テレビシリーズ「スキンズ」で等身大のティーンを演じ人気を博したフレイア・メーバーが扮する。 監督を『めぐり逢わせのお弁当』のリテーシュ・バトラが務める。原作は、2011年英国ブッカー賞に輝いた「終わりの感覚」(ジュリアン・バーンズ著)。
予告編は、引退生活を平穏に過ごしているトニーの元に、ある一通の奇妙な手紙が届く所から始まる。続けて、初恋の女性ベロニカとの40年ぶりの再会をきっかけに、トニーの初恋の記憶が揺らぎ出すさまが、ミステリータッチで写し出されている。この2人の間にどんな過去が存在し、どんな秘密があったのか、若くして自殺してしまった親友は何を思っていたのか。過去と現在が交錯しながら、人生の謎を静かに紐解いていく映像となった。
映画『ベロニカとの記憶』は、2018年1月20日(土)より全国公開
【CREDIT】
監督:リテーシュ・バトラ
出演:ジム・ブロードベント、シャーロット・ランプリング、ミシェル・ドッカリー、ハリエット・ウォルター、エミリー・モーティマー
原作:「終わりの感覚」ジュリアン・バーンズ著 土屋政雄訳(新潮社刊)
配給:ロングライド 後援:ブリティッシュ・カウンシル 公式サイト:longride.jp/veronica/
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