『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』が世界の映画祭を席巻したコーネル・ムンドルッツォ監督最新作『ジュピターズ・ムーン』が2018年1月27日(土)より公開される。この度、メインビジュアルと予告編が解禁となった。
本作は、人生に敗れた医師と空中浮遊の能力を持つ少年の命をかけた逃亡を、圧倒的な映像表現で描くSFエンターテインメント。ヨーロッパで進行しているテロや難民問題を背景にした本作のタイトルについて監督は、“ヨーロッパの物語”として見てもらうことに意義があると考え、木星の衛星・エウロパ(木星の衛星のうち、氷で覆われた表面の下に海があると推測されている「エウロパ」は生命が存在する可能性が示唆されている)にちなみ『ジュピターズ・ムーン』と名付けた。第70回カンヌ国際映画祭で審査員を務めたウィル・スミスは「これから何度でも繰り返し観たい最高の映画」と絶賛している。
予告編では、銃撃により瀕死の重傷を負った少年・アリアンに出会った医師・シュテルンが、彼の持つ重力を操り浮遊する能力に気付くところから始まる。危険因子だと追われるアリアンをシュテルンは庇い、共に逃げることで、自分の先の見えない人生にも変化が起きると信じる。回り出す世界を共に駆け巡る様子が捉えられている。
映画『ジュピターズ・ムーン』は2018年1月27日(土)より新宿バルト9ほか全国公開
【CREDIT】
監督:コーネル・ムンドルッツォ 脚本:カタ・ヴェーベル
配給:クロックワークス
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