藤井武美『風の色』晴れ舞台に感涙!クァク・ジェヨン監督「古川雄輝は本当にヒーロー」

映画『風の色』の完成披露試写会が29日、都内・スペースFS汐留にて行われ、古川雄輝、藤井武美、クァク・ジェヨン監督が登壇した。

風の色

会場には女性客が多く見られ、古川らが登場すると、大きな歓声と拍手で出迎えた。2年前に撮影された本作の念願叶っての完成披露試写会ということもあって、クァク監督は本日のために来日。「シナリオを書いたのは10年前で、これくらい時間がかかったのは2人に出会うためだったと思います。本当にこの2人に心から感謝しております」と話した。

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主演を務めた古川は本作への出演が決まった時のことを「海外の作品に携わる機会が多い中、日韓合作の作品で主演ができること、そしてクァク監督の作品に出られることが非常に嬉しく、光栄でした」と振り返り、クァク監督の出会うために10年待ったという言葉に対しては「そうです。そんな感じです(笑)」と冗談交じりに応え、会場の笑いを誘った。

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1万人の中からヒロインの座を勝ち取った藤井はオーディション時を振り返って「緊張したけどやるしかない。これは絶対獲ってやるという気持ちしかなかったです」と語り、「決まった時は、嬉しくて叫びました。やっとチャンスをくれたんだなって」と表情を輝かせた。

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とことん本物に拘るクァク監督の現場らしく本作のマジック監修をMR.マリック担当し、古川が実際に演じているんだとか。そんな撮影時を古川は「本番の20分前に初めて練習して、リハーサルをせずにすぐ本番で。日本の撮影では味わえない方法でした」と撮影秘話を明かした。

また、大掛かりな脱出マジックのシーンについては「本当にチェーンを巻いて、本当に水の中に入るんです。万が一、チェーンが外れなかったら大変なことになるんですけど(笑)水の中に入って、息が切れるギリギリまでお芝居をしていました」と述べ、本作にかけた思いが強く伝わった。

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さらに「もっと大変だったのは氷水の中に入ったところ。多分、氷水に入ったことある人は此処に居ないと思うんですけども、ものすごく冷たいです(笑)」と話し、MCがクァク監督に「これも本物への拘りですか?」と問いかけると「CGを使うとお金をかかるので、古川さんにちょっと頑張っていただければ制作費も削れるかなと思いまして(笑)」と冗談で会場を盛り上げた。

古川は氷水に浸かったシーンについて「役者人生の中で1番過酷な撮影でした」と打ち明けると、クァク監督も、劇中に登場する至る所で古川は氷水や、流氷が浮かぶ海の中に入り体を張った事を話し「当時は申し訳なく思っていたのですが、頑張っていただきました。ただ、その話を古川さんがする今まで、少し忘れていました」と告白し、これには古川も苦い笑顔を見せた。

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そんな古川に対しクァク監督は「頑張り屋さんで、常に明るくやり遂げてくれました。この映画の本当の意味のヒーローだと思います」と賞賛、また藤井については「新人女優なのに、たくさんのスタッフに囲まれた中でも、感情がブレることなく演技に集中していました。この映画がきっかけになって2人に大きな道が開けるといいなと思っています」と語った。

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最後に藤井が「今日は来てくださり、ありがとうございました」と挨拶を始めると、その瞳には徐々に涙が。「ずっと涙を我慢して居たのに、すみません。やっとみなさんに見ていただけると思ったら本当に嬉しくて。本当に勉強になりましたし、これからもっと頑張ろうと思いました。沢山の方に見て頂いて、そして皆さんの感想が早く欲しいです。はあ、泣いちゃった」嬉し涙をみせ、会場からは大きな拍手と本作への期待が寄せられ、完成披露試写会は幕を下ろした。


流氷の北海道・知床と桜舞い散る東京を舞台に、時空を超えた2組の男女が繰り広げる幻想的かつミステリアスで壮大なドラマを描く本作。日本をはじめ、中国に熱狂的なファンを持つ古川雄輝と、公募オーディションで約1万人の中から選ばれた藤井武美が主演を務め、共演に竹中直人、袴田吉彦、小市慢太郎、中田喜子らが名を連ねる。

映画『風の色』は2018年1月26日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国公開

【CREDIT】
監督・脚本:クァク・ジェヨン
出演:古川雄輝、藤井武美
主題歌:華原朋美「風の色」
公式サイト:http://kaze-iro.jp

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