『リバーズ・エッジ』主題歌を小沢健二が書き下ろし、二階堂ふみ×吉沢亮も参加!

岡崎京子の同名原作を二階堂ふみ×吉沢亮のW主演で実写映画化した『リバーズ・エッジ』が2018年2月に公開される。この度、本作の主題歌に小沢健二が「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」を書き下ろしたことが発表された。

リバーズ・エッジ

今年の2月に19年ぶりとなるシングル「流動体について」をリリースした小沢健二。フジロックフェスティバルへの初出演やSEKAI NO OWARIとのコラボレーションなど、世間を驚かし続けている小沢が本作に自身初となる映画主題歌「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」を書き下ろした。

かねてより岡崎京子と親交があり、その固い絆で知られる小沢健二へ、映画製作サイドから主題歌提供を依頼したところ、快諾。夢のタッグが実現した。さらに、本楽曲には、メインキャストである二階堂ふみと吉沢亮が参加している。

リバーズ・エッジ

二階堂は楽曲の印象について「まるで、問いかけるように、思い出を語らうように、寄り添うように、明日に向かう曲を聴きました」とコメント。一方、吉沢は「初めてデモを聴いた時から今日まで、毎日気が付くと頭の中で流れています」と楽曲に魅了されている事を明かした。

映画の終わりに何かひとつ時代性の総括が欲しいと思っていたという行定監督は「予想を軽々と裏切っ てくる楽曲をとてもすばらしく思いました」と映画により深みが与えられたことに満足のコメントを寄せている。

なお、歌詞全文が小沢健二のオフィシャルサイト「ひふみよ」にアップされた。音源の解禁・発売に関しては未発表のため、まずは歌詞を噛みしめながらどのような楽曲なのか想像を膨らませつつ続報を待つしかないようだ。

二階堂ふみ コメント


まるで、問いかけるように、思い出を語らうように、寄り添うように、明日に向かう曲を聴きました。『リバーズ・エッジ』へと導く小沢さんの唄は、懐かしい新しい、現在進行形の作品だと思います。

吉沢亮 コメント


映画のラストでこの曲が流れて来た時、大切な何かが過ぎ去っていくのをただじっと見守っているような、切なさと温かさが入り混じった感覚に自然と涙が流れました。初めてデモを聴いた時から今日まで、毎日気が付くと頭の中で流れています。

行定勲監督 コメント


映画の終わり方として、何かひとつの時代性の総括がほしいと思っていました。「あの時代はなんだったのか」ということを語るのに、岡崎京子を一番理解している人間はメロウじゃなくて感傷的じゃなくて、ものすごく爽やかなんだと。だからこんなにも力強いんだって。僕たちの予想を軽々と裏切ってくる楽曲をとてもすばらしく思いました。


若者たちの生と欲望を鮮烈に描く本作。原作は、バブルが弾け世紀末を間近に控えた90年代を舞台に、それまでの“少女マンガ”とは対照的なリアルなセックス描写、愛や暴力を描写し、都市に生きる若者たちの欲望や不安、焦燥感といった現実を果敢に描き出したもの。『世界の中心で、愛をさけぶ』『ナラタージュ』の行定勲監督が漫画原作の映画化に初めて挑む本作には、二階堂ふみ×吉沢亮のほか、森川葵、上杉柊平、SUMIREら日本映画の新時代を担っていく華やかな若手キャストたちが集結した。

映画『リバーズ・エッジ』は2018年2月に全国公開

【CREDIT】
出演:二階堂ふみ、吉沢亮、森川葵、上杉柊平、SUMIRE
監督:行定勲
脚本:瀬戸山美咲
配給:キノフィルムズ/木下グループ

©2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

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