NETFLIXオリジナルドラマ「僕だけがいない街」のプレミア試写会が8日、都内・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて行われ、古川雄輝、黒谷友香、優希美青、白洲迅、内川蓮生、柿原りんか、下山天監督が登壇した。
満席の観客に拍手で歓迎されて登場すると、早速話題は本作の話に。役柄について古川は「こんなに追い込まれる役をやるのは初めてだなって、走るシーンが多くて気づきました」とお茶目な一面を見せるとともに、会場の笑いを誘った。また古川の幼少期を演じた内川は「(モノローグが入るので)心の中で思っていることを表情に出せるように意識しました」とコメント、彼が終始見せる大人びた様子やコメントに観客は常に感心を送っていた。
主人公の幼少期を撮影した北海道ロケの話題で、黒川は「蓮生くんと距離感の近い親子だったので、東京に戻ってきて、古川さんの母親を演じる時の距離感が少し寂しかったですね」と振り返ると、古川も「すみません」と照れ臭そうに返し、会場を和やかな空気で包んだ。監督がこだわり抜いたロケ地に古川は「漫画の世界観がちりばめられていて感動しました。僕は見学に行っただけなんですけど、役作りの参考になりました」と語った。
本作にちなんで「リバイバルするとしたらどこ?」と聞かれた白州は「幼稚園に戻って、(リバイバルは精神は今のままなので)天才としてちやほやされたいですね」と告白。古川も同調して「小学校が海外だったので、日本の小学校生活を経験して、ちやほやされたいです(笑)」と会場の笑いを誘った。
また、本日出席できなかった戸田重幸からビデオメッセージが。「撮影には全身全霊で取り組みました。なので僕はリバイバルしたくないですね。もうラストシーン2度とやりたくないよね。古川くん」と、戸田がスクリーンの下へ顔を向けるとちょうど古川と向き合う形に。会場と古川は「おお!」と盛り上がった。さらに、自分で手書きしたと語る顎髭を指差し「本当は本物を生やしたかったんですけど(笑)なんで顎髭かって、それが最後にわかりますから」と観客の本作への期待を高めた。
そして、18日に古川が、11日に黒谷が誕生日を迎えることから、サプライズで誕生日ケーキが登場。古川は驚きの表情を見せ「驚きました。すごく嬉しいです。感動しました」と話し、一口食べると、その美味しさから止まらなくなった様子で常にケーキを口に運んでは、会場から送られる「かわいい」や「おいしい?」との声に笑顔で答えていた。
Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」は12月15日(金)より世界190カ国以上で独占配信