松坂桃李、『パディントン』続編に「待ってました!」斎藤工はバイトシーンに触れ爆笑さらう

映画『パディントン2』日本語吹替版完成披露試写会が18日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、前作に引き続き“パディントン”役の吹替キャストを務めた松坂桃李をはじめ、“ブラウンさん”役の古田新太、“ジュディ”役の三戸なつめ、今作の新キャラクターである落ち目の俳優“フェニックス・ブキャナン”役を演じた斎藤工が登壇した。

パディントン

盛大な拍手と黄色い歓声に包まれる中、まずは松坂が「今世間ではパンダの“シャンシャン”が流行っていたりもしますが…『パディントン』は本当に面白い作品なので、来年はきっとクマの“パディントン”が恐ろしいほど話題になると思います!」と挨拶すると、古田、三戸、斎藤らも一言ずつ挨拶し、舞台挨拶はスタート。

パディントン

松坂桃李、『パディントン』続編に「待ってました!」


2年ぶりにパディントンやブラウン一家と再会を果たした今の心境を問われると、松坂は「もう『待ってました!』という感じですね。前作から2年くらい経ちますが、きっと続編あるだろうなぁと内心ほのかな期待があって…そんな風に思っていたら、続編製作決定のニュースを見かけて。喜びが大きかったですね」と笑顔を見せた。

古田は「パディントンが文明を恐れている感じがなくなって、いつの間にかすっかり都会に慣れちゃっていてビックリしましたね。あと困ったことに、続編ではお父さん(ブラウンさん)がすごくふざけ出してて(笑)前作では『パディントンとどう接しよう』という感じが出ていたのに、今回は完全にふざけているので、そういうところにも期待して欲しいですね」と、続編ならではの見どころを語った。

三戸は「すごく嬉しかったです。しかも前作のジュディはパディントンのことを『キモイ!』なんて言ってしまうこともあったのですが、続編ではすごくお姉ちゃんらしくなっていて…真面目で一生懸命で微笑ましいなと」と笑顔でコメント。

一方、今回が初参加となった斎藤は「続編ではパディントンがブラウン一家に一緒にいれない時の方が、相手のことを思いやるという絆の部分がしっかり描かれていたりもしていて、それがまた良いですよね」と熱く語る場面も。

パディントン

キャストらに完成した吹替版を観た感想について質問が及ぶと、松坂は「続編ではパディントンとブラウン一家との絆は出来上がっていますし、街の人たちともすっかり仲良くなっていて…パディントンと周りの人々との、新しいコミュニケーションの形を見れて嬉しかったです。もう誰も『クマが喋ってる!』とか、そういうところに疑問を持たなくなっていて、いい街になったなぁって」と愛情たっぷりに語った。

斎藤は劇中で歌唱シーンの収録があったことについて触れられると、「(内心)悲鳴を上げていましたね(笑)」と笑いつつ、「パディントンがバイトするシーンが一番好きです。バイトのことなら僕に聞いて欲しいですね、ピッタリの仕事探します」と、自身が出演するバイトのCMに絡めてコメントする場面も見られ、会場が笑いに包まれる場面も。

本作で人生初のアルバイトに励むパディントンにちなみ、初めてアルバイトをしたときのエピソードを問われると、松坂は「初めてのバイトはスーパーの青果コーナーでした」と答えると、「売り場で野菜を売っていて。僕は料理もあまりしないので知識もないのですが、お客さんからどう調理したらいいのか聞かれたりして、だいたい『煮たらいいじゃないですかね?』と答えて乗り切ってました(笑)」と当時の意外なエピソードを明らかにする場面もあった。

イベントの中盤にはパディントンが登場。劇中でキーアイテムとして登場する“飛び出す絵本”にちなみ、パディントンが高さ2m10cmにも及ぶ、巨大な“飛び出す絵本”をキャストらにプレゼント。松坂と斎藤が2人でゆっくりと絵本を開くと、会場からは自然と拍手と歓声が沸き起こった。松坂も絵本をまじまじと見つめながら「すごいなぁ…本当にパディントンの世界ってオシャレですよね!」と大興奮。古田や斎藤らも思わず絵本に見入ってしまう中、三戸も「めっちゃカワイイです!キリンがいたりバレリーナがいたり…細かいところまで素晴らしいですね」と笑顔を見せた。

最後に松坂は「この作品は日々の疲れやストレスを抱えたまま、ぜひ劇場に観に来てほしいです。なぜかというと、パディントンが癒してくれたり、心を軽くしてくれるからです。色々なものを溜め込んだまま観てください!」と愛情たっぷりに魅力を語った。

映画『パディントン2』は2018年1月19日(金)より全国公開

【CREDIT】
出演:ベン・ウィショー(声の出演)、ヒュー・グラント、ブレンダン・グリーソン、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス他
監督:ポール・キング
製作:デヴィッド・ハイマン
原作:マイケル・ボンド
配給:キノフィルムズ
公式サイト:paddington-movie.jp

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