映画『不能犯』完成披露試写会が21日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、主演の松坂桃李をはじめ、沢尻エリカ、新田真剣佑、間宮祥太朗、芦名星、矢田亜希子、監督の白石晃士が登壇した。
松坂桃李、“立証不可能な”登場に「素人がやるもんじゃない!」
沢尻、新田、間宮、芦名、矢田、白石監督が大歓声で迎えられる中、主演の松坂はステージに姿を現さず。ステージ上に散らばっていた「不・能・犯」の文字があしらわれたバラバラなサイズの箱が中央に積み上げられていくと、その箱の中から松坂が登場。松坂扮する主人公・宇相吹正にちなんだ“実証が不可能な行為”で登場し、会場が割れんばかりの歓声を湧き起こした。
息を荒げながら松坂は「素人がやるもんじゃない!」と苦労をのぞかせ、「本当にこの作品をやっていなかったら経験できなかったこと。すごい嬉しいです!」とド派手な登場に笑顔をのぞかせていた。
本作は、都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件をもとに、呪いや洗脳など、目的は犯罪だが罪には問われない“立証が不可能な行為”で殺しを請け負う謎の黒スーツの男・宇相吹正の手口と壮大な目的を描くサスペンス・エンタテインメント。
ある特別な能力で人の心を操る男・宇相吹正を、初のダークヒーロー役に挑戦する松坂桃李が演じ、唯一彼にコントロールされない刑事・多田友子役に沢尻エリカ、正義感溢れる生真面目な新人刑事・百々瀬麻雄役に新田真剣佑、多田のサポートを受けて更生した元不良少年・川端タケル役に間宮祥太朗が扮するほか、真野恵里菜、芦名星、矢田亜希子、安田顕らが共演する。監督を『ある優しき殺人者の記録』『貞子VS伽椰子』の白石晃士が務める。
映画『不能犯』は2018年2月1日(木)より全国公開
【CREDIT】
出演:松坂桃李、沢尻エリカ、新田真剣佑、間宮祥太朗、テット・ワダ、真野恵里菜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍
原作:『不能犯』(集英社「グランドジャンプ」連載)原作:宮月新/画:神崎裕也)
監督:白石晃士
脚本:山岡潤平、白石晃士
配給:ショウゲート
公式サイト:funohan.jp
©宮月新・神崎裕也/集英社・2018「不能犯」製作委員会