映画『伊藤くん A to E』の公開を記念して、約2700年の歴史を誇る大阪最古の神社・生國魂神社に、W主演として初共演を果たした岡田将生、木村文乃が登場。<大ヒット祈願>、映画のタイトル「(伊藤くん)A to (干支) E(戌)」に掛けまして<干支の引継ぎ式>を行った。
約2,700年の歴史があり、大阪最古の神社である生國魂神社。神職の案内で拝殿へ上がった岡田将生さんと木村文乃。続いて玉串を御本殿に奉納。参拝後には境内へと場所を移し、干支の引継ぎ式へ。
今年の干支・酉にちなんだアフリカオオコノハズクの「ククル」くんと、来年の干支・戌にちなんで、和服で正装した柴犬の「すずか」ちゃんが登場。岡田は来年の抱負をトリにかけて「今年以上にお仕事で羽ばたけるようにがんばりたいと思います!(笑)」と宣言。木村は来年の干支のイヌにかけて「さらにワンアップできるようにがんばりたいと思います(笑)」と笑顔に。
フォトセッションでは、岡田はフクロウを左腕に止まらせ、木村は柴犬を抱っこしてのポーズだったが、2人ともフクロウと柴犬との撮影は初めてだった様子。
大ヒット祈願と干支の引継ぎ式を終えて、「すごく神聖で、映画のヒットを祈願できたということで、いっそう気が引き締まりました」と気持ちを新たにした岡田。木村は「こういう機会をいただけて、干支にちなんでかわいい子たちと一緒に写真を撮ることができて、来年はすごく幸先が良さそうです」と語った。
今回のイベント会場である生國魂神社で、本作の登場人物ならどういうお願いをするかという質問には、岡田は「(自身が演じる)“伊藤くん”は、自意識過剰でどちらかというと人から嫌われるタイプなので、逆に『縁切りを願われる』ほうじゃないかなと思います」とコメント。木村は「(自身が演じる)“莉桜”なら、良縁ですかね。夢に向かってもがいている人なので、自分を支えてくれる人との縁に気づき、脚本家として活躍できるように…でしょうか」とのこと。
また、個人的にお願いしたこととしては「自分をより成長させるために、いろんな役柄に挑戦したいということ。この『伊藤くん A to E』という映画の役どころもひとつのチャレンジでした。そのための勉強は来年も引き続いてやっていこうと思っています」と岡田。木村は「今年はお芝居をずっとさせていただいたので、来年は国内や海外に行く時間を作って、あちこちでいろんなものを見て視野を広げたいと思い、お祈りしました」語った。
岡田将生、プライベートでUSJ満喫!「朝から行って全部乗った」
大阪の印象を聞かれて、岡田が「今年はプライベートでUSJに来園して、すごく楽しかったのでまた来たい」と答えると、木村に「何に乗ったの?」と聞かれ、「朝から行って全部乗った」という本気度MAXのお答え。木村は「実は、大阪や京都が好きで、ふらっと来て遊んで帰ったり、好きな器屋さんがあったりして、勝手にご縁があると思ってます。大好きな街です」という嬉しい話が飛び出した。
最後に岡田は「恋愛ミステリーでもあり、“伊藤くん”が何を考えていて、どう行動するのか目が離せなくなる物語になってます。お友達やカップルで、2018年最初に観る映画をこの『伊藤くん A to E』にしていただくと、(人生)失敗しないと思います!」とアドバイスし、木村が「年の初めに(“伊藤くん”のように)こうなっちゃいけないと思って、1年を過ごしていただくと良いですね(笑)」と締めくくった。
原作は、容姿端麗だが自意識過剰で無自覚に女性たちを振り回す“伊藤”を軸に、【A】から【E】、5人の女の無様な恋愛と成長を1章ずつのエピソードで描いた柚木麻子の小説「伊藤くん A to E」。関わる女たちの人生を翻弄する前代未聞の【痛男(いたお)】伊藤誠二郎役に岡田将生、“伊藤”の存在に迫っていく落ち目の脚本家・矢崎莉桜役に木村文乃が扮する。
奔放な“伊藤”に振り回される【A】都合のいい女・島原智美役に佐々木希、【B】自己防衛女・野瀬修子役に志田未来、【C】愛されたい女・相田聡子役に池田エライザ、【D】ヘビー級処女・神保実希役に夏帆がキャスティングされたほか、田中圭、中村倫也が共演する。
映画『伊藤くん A to E』は2018年1月12日(金)より全国公開
【CREDIT】
監督:廣木隆一
原作:柚木麻子「伊藤くん A to E」(幻冬舎文庫)
出演:岡田将生、木村文乃、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆、田中圭、中村倫也
配給:ショウゲート
公式サイト:http://www.ito-kun.jp/
(C)「伊藤くん A to E」製作委員会