「映画秘宝」ベスト&トホホ10発表、『ブレードランナー 2049』が前代未聞の2冠

毎月21日に発売されている映画雑誌『映画秘宝』の2018年3月号にて、日本最大規模の160名超もの映画通が参加した「ベスト&トホホ10!!」が発表された。2017年に最も面白かった映画と、トホホ映画大賞「HIHOはくさいアワード」をランキング形式で決定している。

映画秘宝
映画雑誌「映画秘宝」2018年3月号 表紙

同ランキング史上最大人数160名超が参加した2018年3月号のランキングは、いまだかつてない衝撃の結果に。ベスト10&トホホ10の1位が同じ作品で、前代未聞の2冠に輝いたのはドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品『ブレードランナー 2049』。

『映画秘宝』創刊者の映画評論家・町山智浩は、賛否真っ二つに分かれたランキング結果について「みんな『ブレードランナー』に思い入れがあるからこその結果だよね」と冷静に分析するいっぽうで、「泣いた!作り手のブレードランナー愛の深さを感じたよ」と『ブレードランナー 2049』を熱く絶賛する選評を寄せている。

賛否真っ二つの結果となった作品ランキングの他にも、配信ドラマ・アクション・サントラ・おもちゃなどテーマ別にランキングを発表。『ワンダーウーマン』のガル・ガドットや、『アトミック・ブロンド』のシャーリーズ・セロンをはじめ、イラストレーター・長野剛による2017年の映画界を彩った力強いヒロインたちの描き下ろし表紙が目印だ。

映画秘宝が選ぶ2017年度映画ベスト10


1位:ブレードランナー 2049
2位:新感染 ファイナル・エクスプレス
3位:ベイビー・ドライバー
4位:キングコング:髑髏島の巨神
5位:エル ELLE
6位:LOGAN/ローガン
7位:メッセージ
8位:KUBO/クボ 二本の弦の秘密
9位:レゴバットマン ザ・ムービー
10位:ゲット・アウト

2017年度映画秘宝トホホ10


「HIHOはくさいアワード」
1位:ブレードランナー 2049
2位:ザ・マミー/呪われた砂漠の王女
3位:エイリアン:コヴェナント
4位:ゴースト・イン・ザ・シェル
5位:ジャスティス・リーグ
6位:GODZILLA 怪獣惑星
7位:ダンケルク
8位:アトミック・ブロンド
9位:ラ・ラ・ランド
10位:グレートウォール

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