ブラジル発！少年少女のPOPで挑発的な青春映画『彼の見つめる先に』予告

2018年1月26日

ダニエル・ヒベイロ監督が2010年に手がけた『今日はひとりで帰りたくない（I Don’t Want to Go Back Alone）』を、同じキャストを起用して長編映画化した『彼の見つめる先に』が3月10日（土）より公開される。この度、本作の予告編が公開となった。

本作は、ベル・アンド・セバスチャンの名曲「トゥー・マッチ・ラヴ」に乗せて綴られる、ひと夏の物語。誰もが経験する／経験したであろう、“煌めき、悩み、反抗し恋をする”ティーンエイジャーの心情が「自分に自信を持っていいんだ」というダニエル・ヒベイロ監督のメッセージとともに描き出される。

本作の元になったのは、本作は第64回ベルリン国際映画祭でFIPRESCI（国際批評家連盟賞）とテディ賞に輝き、日本ではSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014で脚本賞を受賞。2015年のアカデミー賞外国語映画賞ブラジル代表作品にも選ばれるなど、ブラジルのみならず、2014年の世界の映画シーンを代表する青春映画の1作となった。

映像では、目の見えない少年レオと幼なじみの少女ジョヴァンナの元に、転入生のガブリエルがやってくることで、3人の距離が少しずつ変わっていく様子が捉えられている。レオはガブリエルと一緒に過ごす時間の中で、映画館に行ったり自転車に乗ってみたり、今まで経験したことのない新しい世界を知っていくが…。青春映画の新たなマスター・ピースの誕生を予感させる予告編となった。