『曇天に笑う』福士蒼汰、撮影中に“ヒビ”も「全然大丈夫です!」と漢気

映画『曇天に笑う』“曇天祭り”完成披露プレミアイベントが29日、都内・増上寺にて行われ、主演の福士蒼汰をはじめ、中山優馬、若山耀人、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、監督の本広克行が出席した。

曇天に笑う

鉄扇アクションを、下駄を履きながらほぼノースタントで挑んだ福士。「鉄扇でリーチが短いので、戦う時に難しいところはありましたね。僕はカリ(フィリピン武術)をやっていたので、その技術を応用したりしました」と話し、「大きな怪我はなかったと思います。生傷とかは(アクション映画において)つきものなので」と吐露。

曇天に笑う

その言葉に本広監督は「(骨に)ヒビ…入ってたよね。かなり重症でしたよ」とこぼすも、福士は「ちょっとご迷惑をかけた点もあったかもしれないですけど、でも動き的には問題なくできましたし、みなさんの配慮あってこそだと思います。全然大丈夫です!」と漢気をのぞかせた。


原作は、月刊コミックアヴァルス(マッグガーデン)にて連載され、TVアニメ化、舞台化もされた人気作。物語は、明治維新後の滋賀県・大津を舞台に、300年に一度蘇る巨大な力を持つ大蛇復活を阻止すべく立ち上がる曇神社曇家三兄弟の活躍を描く冒険活劇。彼らの前には、復活の鍵となる「大蛇の器」の発見と破壊を目的とする明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲、大蛇の力を求める最強の忍者集団・風魔一族が立ちはだかる。

曇家三兄弟の長男で、曇家第14代当主であり「大蛇の器」を宿す主人公・曇天火を、時代劇映画初主演の福士蒼汰が演じ、次男・空丸を中山優馬、三兄弟の末っ子・曇宙太郎を若山耀人がそれぞれ演じるほか、古川雄輝が右大臣・岩倉具視直属部隊「犲(やまいぬ)」のチームリーダー・安倍蒼世役、大東駿介が副隊長・鷹峯誠一郎役、桐山漣が金城白子役、小関裕太が映画オリジナルキャラクターの永山蓮役、市川知宏が武田楽鳥役、加治将樹が犬飼善蔵役、忍者集団・風魔一族の3人衆を池田純矢、若葉竜也、奥野瑛太がそれぞれ演じる。監督を『踊る大捜査線』シリーズの本広克行が務める。

映画『曇天に笑う』は3月21日(水・祝)より全国公開

【CREDIT】
原作:唐々煙「曇天に笑う」(マッグガーデン刊)全6巻+外伝
監督:本広克行 脚本:高橋悠也
主演:福士蒼汰、中山優馬、若山耀人、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、池田純矢、若葉竜也、奥野瑛太/東山紀之ほか
配給:松竹 公式サイト:donten-movie.jp

©︎映画『曇天に笑う』製作委員会 ©唐々煙/マッグガーデン

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