「スーパーマリオブラザーズ」のアニメーション映画が制作進行中であると、任天堂が正式に認めた。
任天堂は映画化にあたり、『ミニオンズ』や『怪盗グルー』シリーズで知られるイルミネーション・エンターテインメントとパートナシップを結び、マリオを主人公としたアニメーション映画の実現を目指しているとNintendo of Americaの公式Twitterで明らかにした。
本作は任天堂の代表取締役・宮本茂とイルミネーション・エンターテインメントのクリス・メレダンドリが共同プロデューサーを務める。ゲームプロデューサーでもある宮本茂は「スーパーマリオブラザーズ」や「ゼルダの伝説」シリーズの生みの親として知られている。
クリス・メレダンダリは、『怪盗グルー』シリーズのプロデューサーとして広く知られているが、『アイス・エイジ』などのアニメーション作品やハリウッドの実写映画をプロデュースしてきた実績がある。
昨年ウォール・ストリート・ジャーナルが両者の提携を取り上げていたが、任天堂が正式に認めるのは今回が初めて。どのような映画になるか、その詳細は明らかになってはいない。昨年3月に発売された「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の好調な売れ行きによって、2009年以来の高収益を記録した任天堂。その任天堂がついにマリオが主人公のアニメーションの制作へと乗り出した。
Nintendo and Illumination are partnering on a movie starring Mario, co-produced by Shigeru Miyamoto and Chris Meledandri! pic.twitter.com/wVRPLIzcGJ
— Nintendo of America (@NintendoAmerica) 2018年2月1日