映画『金沢シャッターガール』東京初日舞台挨拶が9日、都内・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて行われ、主演の小牧那凪をはじめ、高畠菜那、四谷奈々可、高井晴菜、浜田彩加、河島汐里、安井晶、有松来未、監督の寺内康太郎が登壇した。
金沢を中心にオール石川県内で撮影された本作。中学時代から仲の良い女子4人グループが、高校に進学しそれぞれの道を歩んでいく中、中学時代の環境から抜け出せず前に進めない“花菜”が、現実と理想に葛藤していくさまを描く青春映画。16歳の少女の“心の成長”が綴られていく。
本作で映画初主演を務めた小牧。金沢での先行公開を経て、東京での初日を迎えたことに「いま映画がちゃんと出来たんだなと実感しています。東京での初日を迎えることができて、もう私たちに出来ることはないので少し寂しい気持ちがあります。皆さんの拡散の力をお借りして、少しでも多くの人に『金沢シャッターガール』が届くといいなと思います」と感慨深く語った。
撮影時のエピソードを尋ねられると、小牧は「予告編にも海のシーンがあったと思うのですが、撮影したのが10月の上旬ごろ。海から来る風が肌に突き刺さるように冷たくて、その夜に半袖で撮影をしたのが、もう寒くて辛かったです(笑)」と回想。
金沢生まれ金沢育ちの高畠も「私も同じで、金沢に住んでいる私でも本当に肌寒くて(笑)キャンプでの撮影の時に、タンクトップを着て臨んだシーンがあるんですが、もう本当に寒くて(笑)『夏だ!夏だ!』って思いながら撮影してました。映画を観ていただけたらわかると思うんですが、たぶん夏っていう顔をしていると思います(笑)」と笑顔をのぞかせた。
上映終了後には、2月14日のバレンタインデーにちなみ、小牧那凪、浜田彩加、高井晴菜、四谷奈々可が観客へ特製チョコレートをプレゼントするなど、大盛況のうちに幕を閉じた。
映画『金沢シャッターガール』は公開中
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