岡田准一×中島哲也のホラー『来る』2019年公開、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡ら豪華共演

第22回日本ホラー小説大賞にて大賞を受賞した澤村伊智による小説「ぼぎわんが、来る」を『渇き。』の中島哲也監督が映画化。主演を岡田准一が務め、『来る』のタイトルで2019年に公開されることがわかった。

来る

“得体のしれない脅威”が忍び寄る、王道の恐ろしさを持ち合わせながらも「今まで正義だと思っていた人間が、角度を変えてみた時に全くの別人に変わる」という“人間の怖さ”も持ち合わせ、二重の恐ろしさを持つ作品として高い評価を受けた原作「ぼぎわんが、来る」。

この怪作の主演を託されたのは、『海賊とよばれた男』で第40回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞、近年数多くの映画に出演し、名実ともに国民的俳優となった岡田准一。中島監督とのタッグは、本作で初となる。

正体不明の“それ”に狙われるきっかけとなった重要な役どころに妻夫木聡が扮するほか、妻夫木演じる【田原秀樹】の妻役に黒木華、岡田扮する【野崎】と共に“それ”と戦うことになった女性に小松菜奈、霊媒師役で松たか子が参加する。

企画・プロデュースは、『悪人』『モテキ』『君の名は。』など数々のヒット作を世に放ち続ける川村元気。中島監督とは『告白』以来、2度目のタッグとなる。

岡田准一 コメント


今回、初めて中島哲也監督とお仕事させていただくことを光栄に思っております。同世代の妻夫木聡さん、初めてご一緒させていただく松たか子さん、小松菜奈さん、何度かご一緒させていただいている黒木華さん。皆様と中島監督の世界でお芝居ができることを今から楽しみにしております。中島監督のホラーということで、怖くて脚本を読むのも大変ですが、作品の中で野崎として生きていけるように頑張ります。

黒木華 コメント


今回の香奈という役は、自分にとって大変大きく今までにない挑戦になります。難しい所もあると思いますが、監督と、共演の方々と共に、自分に無いものと在るものも含めて、最大限に楽しめればと思います。

小松菜奈 コメント


中島監督とは私が女優として映画初出演の「渇き。」以来になります。再び中島監督とお仕事出来ることは嬉しさと怖さがあるのは正直な気持ちです。今回私が演じる真琴は、一風変わったキャラクターですが強さと弱さ、正義感、女性らしさを兼ね備えたとても人間味ある人だと思いました。また内面の役作り含め、今回はビジュアルも監督はじめスタッフの方々と相談しながら作りあげたので、現場に入って監督、共演者の方々と共存する中でどんな真琴が生まれるか今からワクワクします。そして、真っ直ぐぶつかっていきたいと思います。

松たか子 コメント


中島監督に再び声をかけていただき、嬉しい気持ちと、何をどうすればいいのかわからない思いの両方で胸がいっぱいです。でも、魅力的な出演者の皆さんとご一緒できることを、本当に楽しみにしています。撮影が始まるまでに、ゼロになることを恐れず、今のこのいっぱいな心をからっぽにして、現場に向かいたいと思います。

妻夫木聡 コメント


中島監督がみせるホラーとはどういうものか、僕自身とてもワクワクした気持ちでいます。中島監督の作り上げる世界は幻想的でもあり現実的でもあり、いろんな感情が渦巻いたその世界の中で生きることをいつも楽しませて頂いています。本当に怖いものはもしかしたら…と思うような結末は新しいホラーの形となることを確信しています。楽しみにしていてください。

川村元気 コメント


中島哲也監督と『告白』以来、8年ぶりに映画を作れることに興奮しています。『サイコ』『エクソシスト』『シャイニング』など傑作だらけの恐怖映画の歴史に刻まれる作品を目指し、志高く映画を作っていきたいと思います。本当に恐ろしいのは“それ”なのか“人間”なのか。日本最高峰の俳優たち、そして観客とともに答えを探していく。そんな真新しいエンタテインメントを目指します。

映画『来る』は2019年全国東宝系にて公開

©2019「来る」製作委員会

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で