桜田通が泥まみれに、主演務める青春映画『ラ』2018年秋以降に公開

桜田通が主演を務める青春映画『ラ』が2018年秋以降に公開される。

桜田通

世界中の赤ん坊の産声が「ラ」の音であることから発想し、「始まり」「生まれ変わること」をテーマにした本作。登場人物たちの葛藤・喜び・苦悩を丁寧に描いた作中で、桜田通は彼女の家でヒモ生活をする元バンドマン・岡浜慎平を演じる。

マイナス3℃の極寒の中、総量15トンもの雨に打たれながら泥まみれでの芝居に初挑戦した桜田通。3時間もの間冷たい雨に打たれ、濡れた髪がすぐさま凍りつく過酷な環境の中、低体温症寸前になりながらも役者人生を賭して芝居に打ち込んだ。

桜田の人生初となる泥まみれのショットの他、劇中に登場するバンドLACTIC ACIDのライブカットが初公開となった。

桜田通 コメント


『過酷な撮影だった』と語られる作品はよく目にしますが、この『ラ』の撮影もそう表現されそうですが、本気で作品を作るためなら今回行われた撮影の過程は大変なことではなく、当たり前なんだと思えるほど現場の熱量が凄まじく、 絶望に立ち向かう意味を身を持って納得させられるような作品でした。僕はただ慎平という1人の男の子の人生を寒くても、苦しくても、痛くても、責任を 持って生き抜くということだけを挑み続けた日々でした。どんな作品として完成するのか、自分でも想像がつかないほどその日々に没頭していました。音楽面では作詞をして演奏をして歌い、芝居面では感情の全てを引きずり出されるような、自分のキャパを越えなければ終わりが来ないような途方もない撮影でしたが、だからこそ今まで出会ったことのない時間や自分を経験することができました。『ラ』という始まりの音がテーマの映画になっていますが、僕にとってもこの作品が新しい自分の『始まりの音』を予感することができました…と誰もが思いつきそうな言葉を今伝える前に、この綺麗事だけでは語り切れない僕にとって異色な作品となった映画『ラ』をとにかく見て欲しいです。そしてそれぞれの『始まりの音』を感じて貰えたら、きっと慎平も報われます。どうぞよろしくお願い致します。そしてこの作品の監督をし、脚本を書き下ろした高橋監督には撮影期間中、よくもあんな苦しい思いをさせてくれて、本当にありがとうございました、とこの文章を通して感謝を伝えたいです。

映画『ラ』は2018年秋以降に公開

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